透析患者さんとの「お弁当&歩こう会」もなんと今年で13回目だそうだ。
10回目の記念を城山登山にあてて(もしものためにクルマ別働隊用意したり、車イス手配したり、弁当を病院からタクシーで輸送したり・・とそれはそれは大変)、
それからは初心に戻って、
病院から歩ける範囲で歩くというコンセプトの3回目ってことなのかな。
今年は、病院から、ぼっちゃんスタジアムのある「松山中央公園・親水広場」まで、畑の中をとおって歩いていった。
飛行機が飛ぶのを3回位観た。
いいとこに住んでるよなあ、おれたち、とか思った。
歩きながら、日頃はパーソナルなことまでは突っ込まない患者さんとの素の会話もしたしね。
当院の栄養士さんの献立で作った弁当を食べるために、歩いて疲れて、それで美味しくいただいて、ちょっとだけ勉強するというコンセプトに基づいて始めたような気もするけど、あまり覚えていない。
まあ昔は元気で威勢だけは良かったんだろうね。
それでもいろんな患者さんが少なからず参加してくださって、今年も無事3キロ(往復6キロで去年よりも長い)ぐらい歩くことができた。
まさに継続は力なり。
少し早い昼。
外は暑かったけど、公園の木陰にビニールシートを敷いていただいた弁当は格別だった。
新緑と、軽やかな風と、少しの汗と、たわいもない会話と。
少しならいいよと言っておいたら、案の定、お一人は「越乃寒梅」持ってこられてました。あはは。
「まあええが」と薦められたけど、午後からクルマのらんといかんので、と、丁重にお断りしましたよ。
飲めたらそれはそれで格別だったのになあ。
今回は午後から納骨式があるので早めに退席したが、みんな無事に歩いて帰れただろうか?
栄養士さんが計画を立て、透析室のスタッフがいろいろ準備をしてくれて弁当の仕切りもしてくれて、
自分はほんとに参加するだけなんだけど、
どんどんすばらしいチームワークができあがってきており、これは誇れることだと思っている。
偉そうに言うと、親がいなくても子供はすくすくと成長するっていうことかな。
おつかれ。