だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!(2)

生きる速さで書きなぐることができたらいいのだけど・・

#484 しんすけsキッチンmemo 「おからパウダーのとんかつ」とか。

朝からピアノを弾いて、バイオリンを弾いて絵を描いた、
とスタッフに言うと、
「優雅ですね」と言われる。
 
実は花粉のせいだと思うのだけど、くしゃみと鼻水で、必ず5時前ぐらいに一度覚醒してしまうのだ。
そこでまた寝られればいいが、寝られない時は起き出してしまう。
その隙間時間を有効に利用するためにも、いろんなことをしているだけのことだ。
 
ご存知のように、いろんなことに手を染めているが故に、時間がいくらあっても足りない。
(これは現代人誰しもが抱える共通の悩みではあるけど、みんな自分の人生に「死」という概念がないかのように生きてる気もする)
 
Siriに「 20分タイマーね」とか言って、
その決められた時間の間に、いろんなことを次から次にやるのだ。
ほんとに貧乏性だな。
 
昨日の夕方は、30分相棒というか弟子とギターの練習をして(教える?)、
ギリギリでバイオリンのレッスンにゆき、帰宅してから、晩ご飯の準備。
 
ふと冷蔵庫のものを整理していて、賞味期限のおからパウダーあったので、それでとんかつにして見ようと思ったのだ。
おからパウダーは非常に目が細かいので、サクサク食感のあるパン粉とんかつとはちょっと違うけど、
これはこれでおいしいかな。
1人2枚でいただきましたよ。
ちっちゃいしいたけのアヒージョ風と、カテッジチーズの野菜サラダと、佐賀のいちごかな。
しんすけsキッチン。
 
そして、また取り憑かれたように寝る前に絵を描くわけですよ。なはは。
 

#483 デッサン用のシャープペン(KOKUYO鉛筆シャープ)を購入(シャープペン買うなんて何十年ぶりだ^^;)

 
鉛筆の描き味を取り戻そうと、思った。
やはり、デジタルの板に、Apple pencilで描くのは、腕は別として味気ない。
いろいろ調べると、まあ今の世の中はシャープペンも多彩ですね。
 
これなら高いロットリングなんかいらんよなと、
マアマア太めの「鉛筆シャープTypeM」(KOKUYO)0.7mmを「東急ハンズ」で試し書きして決めました。
2Bのタッチは実にいい。飽きるまで使うと思います。
 
以前は、似顔絵描きで、
やはりMITSUBISHI UNIという鉛筆より太いのを使ってたんですけど、
これは経年劣化というか、紙と紙が擦れて、鉛筆描画部分がだんだん擦れてぼやけてくるので、他人様になかなかさしあげにくいという欠点があったので、やめてしまったという経緯でした。
 
まあ今度のも鉛筆には違いないので、それを本格的に、一本のラインで、「本描き」にするという作業が必要ではあるんでしょうけどね。
 
 

#482 仏、座して語らず。 奈良旅行2日目(2019/03/03)

(ふと思い立って、万年筆で20分位かけて描く)
 
落成した、興福寺中金堂。
 
家族旅行の奈良二日目。
釈迦如来を囲んで、菩薩と四天王。
 
そして仏は座して語らず。
きっと救いなんてどこにもないのだ。
ヒトを助けるのはヒトで、でもヒトを裏切るのもヒトだ。
この寺も何度も焼かれ、多くの血が流れた。
でもやはり如来を見上げて、誰もが手を合わせるのだ。
 

 
 

#481 九条ネギの揚げ包み焼きとか、まあ、ほっといても来る結婚記念日とか。

 
最近は患者さんを看取るときに、「ご臨終です」とつげたあと、「よく頑張られましたよ」と言うことが増えているような気がする。
その時はほんとにそういう気持ちで言ってると思うんだけど、時が経って思い起こすと、ほんとに自分はそう思っているんだろうか?これは職業的常套句なんじゃないだろうか?とかいろんな邪念が入ってくることもある。
死亡診断書を書く時に、その患者さんの病歴を見て、その方の人生をたった多分数百字程度にまとめてしまう。
釈然としない。でもそうやって生きてきた。今からだってそうやって生きていくだろう。
いいとか悪いではなく、居場所がどこにもない。なんだかそんな気分になることだってあるんだよ。
 
 
多分日本人はみんな油揚げ好きだと思う。
 
油揚げの中にチーズ入れて焼くのとか、油あげの表面に醤油はけで塗ってカリカリにトースターで焼くとか、今思いつくだけでもいろんなバリエーションがあるな。
高知の居酒屋で食べたのは、明太子塗って焼くやつだったね。あれはうまかった。あのとき一緒に飲んだ、高知の患者会の会長さんはもういない。彼も突然死んじゃったんだよんなあ。
そういえば、いなり寿司だって油揚げの中のご飯だしね。
 
今回は「九条ネギの揚げ包み焼き」(九条ネギなかったので、出雲の「神ネギ」というのに変えたけど)を作った。8mmくらいに切ったネギを味噌と和えて詰めて表面を炙るというものだ。味噌をもうちょっと薄くしたほうがよかった。味が濃かったかな?次は味噌とマヨネーズとかもいいかもね。
 
主品は、先日旅行の帰り、伊丹空港の「ノースショア」で食べたサンドイッチを真似して、具だくさんのサンドイッチを作ってみたけどなかなか、成形が難しい。今回のはツナとサーモンがタンパク質でした。パンはグリルで焼いてみた。
ところでパラフィン紙なんかどこで売ってんだろうね?
 
そしてイベリコ豚のソーセージのスモークもつくった。
カセットコンロで、チップ入れて8分で置くこと3分。
そういえば、最初に、Staubでくつくつりんごのコンポートも作っときましたよ。
まあ、忙しさの隙間、それでもマアマアの手間をかけ、娘にも手伝ってもらっての、これが35年だか36年めの結婚記念日のうちごはんでした、よ。
 

#480 開業20年、でも20年もするといろんな事が起きるよなあ。真夜中の停電。

 
夜間透析終了後、病院全体が一瞬にして停電となった。
ブレーカーを調べてもらうが全然落ちていないとの事。
近隣の停電ではなく、うちの病院だけが真っ暗。
スタッフにいろいろ見てもらっても原因がはっきりせず、保守でお願いしている保安協会に連絡を取ることにする。
保安協会の人が来てくれて調べるが、制御盤に異常はない(らしい)。
しかし瞬時停電の信号が、PAS(高圧交流負荷開閉器)でせき止めらないままが、四国電力から病院に電力を供給している電線のおおもとにいって、供給が絶たれている状態とのこと(聞いたことを素人なりに判断して書いているので、間違ってるかもしれません)。
しかしやっぱり制御盤には問題はないとのことなので、リレー信号を殺し(?)、その警報信号をスルーするような条件で何とか復旧することにする。
でもどこかに問題があると、病院だけではなく、周辺全部の停電に至る場合もあって、その場合はうちの病院に損害補償の請求をされるという自体もありうる・・などと言う恐ろしいことを納得した上で、その作業を行うことにしろと電力会社は言われるのでした。いやいや、これもなんか横暴な話だと思うけどして、うちだって死活問題なので仕方ないと言うわけで、4時間位かかって復旧しましたよ。
くれた資料によると、波及事故の91.5%は主遮断装置の電源側に原因があるんだそうな。うーん、理解不能
こんなときにフルの自家発電があればいいんだろうけど、なかなかそういうわけにもいかんしねえ。
そして、朝が来て、病院が動き始め、まあ付随するいろんな不具合(退勤管理システムとか、電子カルテとか)が少しずつ出て対処してなんとかなっている感じではあります。
当院は、地下水利用のため、電気が止まると、水も利用できず、厨房も死ぬわけで、入院の方の朝食問題もあったりで、ほんま困るよなあ。
ありったけのブルー。
 

#479 2019/02/24 Sun「スケッチブックヲトキハナツ」展にゆく。

 
芸術というのは百人百様だし、それでいいのだと思う。
 
自分も音楽とか、「おえかき」とかそれなりに携わっているせいもあってか、
いろんな「ART」に触れるようになった(気がする)。
患者さんの中にも「画伯」や「写真家」はたくさんおられる。
そして、そんな折りに触れ、他のアーチストたちの作品が自分の中に入ってきて、そのまま素通りすることもあるし、心の中をグチュグチュにしてすみついてしまうこともある。
 
昨日は、友人でもあり、ドラム教室(最近自分はもっぱらカホン専門ですが)の先輩でもあるKさんの個展に行った。
「スケッチヲトキハナツ」というもので、70点以上のまさに裸のスケッチブックアートがところせましと展示されていた。
アラーキーからの妻のヨーコさんやら、樹木希林さんから、草間彌生から、アイルトン・セナから、坂本龍馬から、熊谷守一先生から、ピカソやら岡本太郎や、ジョンやヨーコやら、どれもKさんの心に住んでいる「リアル」だった。
感動した。
 
それでも、自分のことしか語れない自分だけど、
自分もそれなりに自分の「ART」(おこがましいいいかたですね)にむかいあっているわけで、
自分の描くものはただの「らくがき」かもしれないが、それ以上で有ったりする気もしているのだった。
自分の描いた絵は、ある瞬間、自分を超えて飛んでゆくときだってあるということだ。
それが楽しい。
 
ミック・ジャガーの言うアレだよ、
I know it’s only rock’n roll, but I like it, like it あれである。
 
苦しいけど、好きであり続けること、それが「ART」の極意だと思う。
(ああ、最後の一行は、迷える子羊である自分へのコトバやなあ^^;)
 

#478 しんすけsキッチンmemo「ペペロンそば・ブロッコリー牛あんかけ・塩サバのコンフィ」

前日ほとんど寝ていなかったのだが、いろいろ考えて2品のメニューを作る。
 
1つは前日作った塩サバのコンフィー(*)が残っていたので、それで水で締めたそばをペペロン風まぜそばにするというもの。
ちょっと辛い感じの味付けにしてみる。
もう1品は、蒸したブロッコリーに牛肉の中華風あんをかけるというものだ。
ブロッコリーはゆでるよりもこうやって軽く蒸した方が歯ごたえがあって美味しいことがわかった。
皿に盛ったブロッコリーに最後にあんをかけるので、フニャフニャにはならないっていうのもポイントかな。
これはまたやってみたい料理になったかも。
 
参考にしたレシピはこちら
冬の肴ごはん「ブロッコリーの牛そぼろあんかけ」
*「塩サバのコンフィ」
朝日新聞の料理の欄を、昔さながらに切り抜いたりするんだけど、そうそうそのレシピを実行するわけでもない。
だから、眺めただけで、お蔵入りのものも数知れずある。
「キンメダイのコンフィ」というのを最近見つけたけど、かなり下手間がいりそうだ。
アヒージョと似てるような気もするけど、違うみたい。
低温の油で素材を煮るというフレンチの手法だそうな。
鯖とか、ぶりの切り身とかでやってはどうだろうねと、思って、ググってみる。
やっぱりあるね、面白そうだ。
というわけで、簡単な手法(オイルコーティングして100℃のオーブンで60分加熱する)でやってみたけど、これでもなかなかいい感じでした。