だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!(2)

生きる速さで書きなぐることができたらいいのだけど・・

#492 TAIPEI 2019/04/27-30 ① 今回ちょっと失敗したけど、モバイルWi-Fiルーターは海外旅行必須品だな。

 
そういうわけで開業してから20年、初の1泊2日以上の旅行に家族で出かけました。
それも海外だという。
ちなみに行き先は台湾でした。
 
いつものように土曜の診療後出発なので、いろいろ探して探して高松空港から出て帰ってくる便を見つけたのでした。
やったあ!
それでも行きと帰りの日は移動だけだからね。
沖縄も、香港も、難しそうだなあ・・ってこんなときは島国・四国の愛媛を恨むわけです。
 
旅についてはおいおい書いていこうと思うけど、やはりこの現代では必須なものがモバイルWi-Fiルーターだろうね。
今はでは国内だったので、ホテルのWi-Fiを使用する位でそうあんまり困った事はなかったんですよ。
でも海外では何が何だかわからないので、自らのモバイルWi-Fiを携えて行こう、それに家族3人とも使うだろうしね。
simカードという手もあったけど、我々のスマホは縛りのあるやつだったしね)
いろいろ調べて、今回はグローバルWi-Fiというところを頼みました。
ちゃんと前日にルーターが宅配便で届くんだからいい時代だよなあ。
容量もわからないので大容量600メガ4G回線を頼んだんだけど、
実際はというと2日目からとっくに超過してしまって、
契約容量を超過すると速度が遅くなるわけで、
そうなると今度はもっともっと大容量を頼まなければならないという・・
いかに我々がネット社会に依存しているかという現実が浮き彫りにされたわけです。
その上になると1.1 GBプラン(1日1380円)になるんだけど、うちの家族日本と全く一緒の感じで使いすぎたのかもしらんなぁ。
でもあるとほんと助かるよ、いろんなことを移動時間に調べられるからなあ。ホントネットのない時代はガイドブック何冊も買って隅々まで見てから行きたい店とか決めてたもんなあ。
 
それと、2日目の朝に、緊急で仕事の電話かかってきたのだけど、
とるわけにもゆかず、スタッフの方とLINEでつながっていたので、再度、無料のLINE通話を使わせてもらって、やり取り(できたと思う)んだけど、
あれもそのまま受話器をとって、国際通話とかになっちゃうとどういう料金設定になったんだろうね?
 
いろんなこと、わかってるようで全然わかってない。
 
そして、英語が話せれば何とかなるなと思った台湾でしたけど、
「Thank you」よりも「謝謝」とか「ありがと」でした。
自分もいつのまにか、最初に「謝謝」になってましたね。
 
いろんなATMやらなんやらも中国語表記がメインで、わかったようでさっぱりわからんで、
台北101」展望台のチケットはなんとか日本のクレジットカードで購入できたので(横の東南アジア系のあんちゃんは何故かうまくいかんで諦めてたけどね)すが、
カードから現地の通過を引き出す事は今回は不可能でした。
ちょっとした敗北感にとらわれました。
だってセブンイレブンでは、ATMの後ろにずらっと人が並んでて、それだけでもう焦るのに、
さらにパニックになった我々の後ろから冷ややかな視線が注がれるんだからなあ。
撤退しようと思っても、カード取り出すボタンさえわからず、なんとか取り消しボタンやっとわかって、冷や汗かきながら撤退しましたよ。
 
そして、これから始まるスマホ決済。
完全にawayの我々ですが、今度の消費税増税を機会に、年配層も「paypay」とかやっちゃう時代が来るんでしょうか?
 
ついてけるのか?
 
【実際の使用量(家族3名)】
初日(ほぼ飛行機に乗ってた) 89.47MB
2日目 835.38MB
3日目 1117.02MB
4日目 帰るのみの日でも・・341.06MB

townwifi.com

#491 なんかラフに描きたい気分で鉛筆シャープagain

 
鉛筆シャープの話を書いたかなぁと思ったら、ちゃんとブログに書いてあった。
これ気に入ってるけど、
今は、鉛筆で描くようにがしがしとiPad Proに描いていきたいなと思って、
今はどちらかと言うとiPad Proに直接Apple Pencilで描いていることのほうが多い。
 
それで、先日行った台湾の「台北101」というビルにたまたまではあるけれどApple Storeがあった。
Apple Storeの中では中国語で何かのレクチャーをしてたな。
やっぱり年配のお客さんは少なく、若いカップルとか親子連れが多かった。
そこで新しいiPad Proをいじらせてもらって、新しいApple Pencilで絵を描いてみた。
あの感触は初代にはない鉛筆のものだった。なんていうのかな画面を走らせるその感じが。
欲しくなるよね。
 
その「感触」の基本は、
やっぱり鉛筆で落書きをした小学校時代に戻るわけで、
その感覚を久々に思い起こさせてくれたのがこのコクヨの鉛筆シャープタイプMだったのだ。
 

#490 ある送別(2019/04/15)

 
長年務めてくださった受付の同士が、いろんな理由でほんとにほんとに退職されました。
辞めるまでの展開は非常に慌ただしかったけど、ある程度は仕方ない理由もありました。
 
受付の仲間が、サプライズで色紙を書こうと思うんですと、受付全員の絵を依頼されました。
診療のあいまに、その日泌尿器科についてくれてるクラークさんに、「5分だけ時間をください」と言って、ラフスケッチさせていただきました。
寄せ書きせねばならんと催促されて、ある夕方、ラフをもとに一気に描き上げて、自宅に持ち帰ってこれまた一気に色塗りをしました。
全部で何人だろうね?
たくさんの方の絵を描いて、自分の想いがそれは反映されているわけで、それなりに似てる感じもあって、なんか感極まりましたね。
 
で、彼女の最後の日が来て、午前の外来診療を終えて色紙を渡しました。
袋から取り出されたその色紙を見たら、なんだかいろんなことが走馬灯のように巡って、こちらも泣きそうになりました。
そういう彼女の方が先に泣いちゃったので、こちらは泣けませんでしたけどね。
 
元気でね、そして今までずっとありがとうございます。
何遍もバトルしたけど、あなたみたいな人もそうそうはおらんでしょう。
ほんとに元気でやってくれないとおれも困るんだよ。Dear。

 

#489 54歳からのピアノ(もう58じゃん!) その11 遅々として。

写真は奈良の修二会。2019/03/02
 
姜尚中さんの朝日新聞記事の連載にこんなことが書いてあった。
 
「人は喰らうところのものである」
彼の死んだ母親は、
人間を歩く歩道に見立てて、
偉い人もそうでない人も、裕福な人も貧しい人も、みんな口から入れて尻から出さないと、生きていけない、と言ったのだと。
 
なるほど人間はそんな単純な存在でしかない。
そんな営みを粛々と続けてしかいないのだ。
たかだか伸びても100年位の生の中でね。
なにも変わらない、なにも変えられない。
それでいいんじゃないの、とか、力の抜けたときに思うことも、自分だってある。
 
でも、人生ってなんだろう、こんなもんかよ、いやいやこんなもんじゃねえだろ、と、逆に沸騰しそうになる時だってある。
 
また寺山修司は、「人間は血のつまった袋である」という格言に言及していた。
多分中学生位だった自分はその言葉に驚いた。
今は血のつまった袋というような単純な概念では言えないのかなと思ったりするけどでも、それにしても言い得て妙だよね。
 
血の詰まったサンドバッグがただぶら下がって、幻影のボクサーに打たれ続けてく、そんなイメージだ。
そして、いつか破れて、砂が一瞬にして流れだしてお陀仏。
 
とにかく、人間存在なんて、そんな単純な存在としての総体でしかないのだろう。
手足や脳みそがくっついてて、いろんな無駄かもしれないことをやっているだけのことなのだ。
 
でも、無駄なことっていうのが生きてるってことでもあったりして、
そういった矛盾を抱えて生きていくことに意味を見い出したりすることもあるんだろうけど、
それでもそれらはやっぱり塵や芥にしか過ぎない・・こともちゃんと自分は知っている。
 
でもそれがほんとに「足りるを知る」と言うことなのかどうかはまだわからない。
 
ピアノの先生に
「やったぶんしか実にならない」と言われて、
全くシンプルだけどその通りと思いました。
 
自分はいろんな楽器をやってるけど、
昨日久々にサックスを吹いて、
あまりの下手さぶりにショックを受けて落ち込んでみたりしてもいるわけで
欲張りかもしれないけど、
どれもちょっとずつでも進歩していきたいものだと思っとるわけです。
 
「喰らうところの袋」だったり「血の詰まった袋」だったり、所詮それだけだとしてもね。
 
5月に、エミフルホールである島村楽器の発表会、久々にピアノでもエントリーする予定です。
ピアノは一人で演奏を始めて一人で終わるので、もっとも苦手で、さらに、ハンディキャップ150くらいの楽器ですけど、なんとかやりたいと思いますよ。
 
ゆっくりでもがんばります。
「Fly me to the moon」!

#488 iPhone8plusケースを更新するの巻。

【Spigen】 スマホケース iPhone8 ケース / iPhone7 ケース 背面クリア バンパー ケース 二重構造 米軍MIL規格 耐衝撃 衝撃吸収 ワイヤレス充電 対応 ネオ・ハイブリッド クリスタル2 054CS22366 (シャンパン・ゴールド)

 
 
4月から介護保険の役員に選出されて、早速その紹介の資料がどさっと送られてきた。
隙を縫って延々と資料と奮闘していたら、頭がウニのようにとろけ出してしまっておりますよ。
 
憂鬱だねこの2年。
 
以前に、旅行ででかけた先の、夜のプロジェクションマッピング(?)で落として、iPhoneの液晶を割ってしまった。
あとで見たプロジェクションマッピングのなんと味気ないこと。
気分は台無しだったな。
機種変更したばかりで、でかい筐体のになれてないのに、嬉しげに裸で持っていったような気がする。
 
誰のせいにもできぬ惨めな気分というわけだ。
 
その時の教訓から、
いろいろ検討してシュピーゲルのケースを選択して、「ネオハイブリット」を愛用していた。
新しいiPhone8plusにもそれを装着していた。
 
そいつが、何度も落としたせいで、ケースのアルミの外角に亀裂が入ってしまったのだった。
衣服を傷つけたり 引っ掛けたりするので 同じようなもので同じ会社のものを注文する。
ネオハイブリッドクリスタルというものだ。
値段は2340円。
これを高いと見るか安いと見るかはわからない。
 
けどこのケースにしてから、譜面台から落としても不具合があったことがない、
そしてケースはだいぶ歪んでしまっているので、
このケースが衝撃を吸収してくれてなんとか液晶を守ってくれているのだと思うよ。
今日Amazonさんから届きました。ありがとございます。
 
久々のガジェットネタです^^;
 
 

#487 雨の風の中、「第12回全国土佐和紙はがき絵展」で賞をいただいたので見に行ってきましたよ。2019/03/21

娘と一緒に松山市を朝の7:30出発。
雨の中を高知まで。
アルバイトの先生が来てくれている今日しかなかった。
川之江から高知に向かう途中は、霧とカスミと風と雨で、運転は大変だった。
google mapくんの言うとおりで、9時半に「いの町紙の博物館」に到着。
 
さっそく3Fにあがって、「第12回全国土佐和紙はがき絵展」595点の全作品を見る。
 
自分の作品が、賞をとることができて(「くにさわいの店賞」というもの)ると、やっぱり熱の入り度合いは違うわけで、何周もして、自分の作品も当然何回も見るわけだけど、ホント感慨深い。
 
ちなみに、去年は初のエントリーで、筆ペンで描いた美女の絵が「入選」だった。
たった1年のタイムラグなのにずいぶん遠くまで来たなあ。
 
見てると、なんでこの作品が選から漏れるのだろうという超絶のものもいくつもあったり、
逆に言うと、自分の作品がなんで選んでいただけるんだろね、というようなよくわからない側面もあったりですけど、
選んでいただけたのだから、そりゃあまあいいんだろね、と自分に言い聞かせる。
まずは参加の機会を与えていただけたことに感謝で、それにもまして選んでいただけたのは心底嬉しい。
 
素直に喜べよ、ってことよね。
 
5枚セットのはがきで5点応募して、
うち一点の「NANAKO S.O.S.」というタイトルのものが入選でした。
NANAKOちゃんのもでるはななこちゃんで、吾妻ひでお先生の漫画にも引っ掛けたりしているわけで、愛媛での酒の席のそんな他愛もない話とお絵かきが、こうやってどんどんあとを引きずってゆき、高知の美術館の壁にはられているというのも面白い。
 
実は、「お絵かき」に関してはいま結構ジレンマの時期でもありまして、
pixivのWeb講座を粛々と進めてたり、ユニクロのチラシの模写をしたりと、いうような感じではあるのだけど、こちらのdirectionも定まっているわけではなく、どこに到達しようとしているのかは自分でもわからない。
 
まあ、でも、一歩ずつ歩んだ足跡が、絵になるので、続けるだけだよね。
人生とおんなじようにね。
 
絵と自分と酒と、いろんなもので自分に関わってくださった皆さんホントに深謝です。
 
またどこかでお会いできて、絵を書かせていただくことが、自分のpleasureです。
 

#486 お絵かきと、pixivと、料理と、寺田克也さんとか。2019/03/19

 
思うところあってpixivのウェブ講座でまたキャラクターのデッサンの練習をしている。
今は「何頭身」とかを書く練習をしているけど、
少し前は「モルフォ人体デッサン」という本で、円筒を使って人体を作るというのをコツコツとやっていたなあ。
その頃から比べるとちょっと進歩したような気もするし、進歩してないような気もする。
 
目の前に女の子がいて、彼女たちのラインを紙の上に描出するという作業は楽しい。
酔っているとなおさら楽しい。
そんな作業のうちに盛り上がって、
先日もホントうちの娘くらいの年齢の女の子たちと盛り上がった。
あら、また話がそれたな。

自分の中に潜んでいるものを探し出して、形にするという事は、それよりはなんだか抽象的で難しい。
何もないところから作り出すというのは自分の頭の中との勝負なんだ。
自分が何を欲しているか、それを認識できるか否かということなんだけど、この薄っぺらの頭を枯渇させんためにもあがこうとは思う。
その混沌をiPadの画面とか紙に表して色をつけて自分の納得いくものにできるようになる日を望んで、スキルを上げる練習をしている。
師匠はいない。いや、すべてが師匠とも言える。
 
だから、全部音楽とか料理とかと一緒のことなんだよね。
ものを作り出すって事は。
 
そんな気がする。
 
そんなわけでその日の晩御飯は、トマトソースのパスタに燻製肉をのっけていただく。
トマトとにんにくと鷹の爪、このシンプルさの中に、りんごも加えてみるという邪道。イタリアのマンマの味だって。りんごもきっちり溶け込んでました。
後は野菜サラダ。
 
敬愛するアーチスト寺田克也さんの「PAINTERBON!」と言う本を購入した。
かなり古いので、中古300円でアマゾンで買った。オールカラーなのにね。
当時、寺田さんは、ペインター6を使用しており、
で、その当時はそのペインターというソフトで、
チョークとと水彩だけで、
レイヤーもほとんど使わず厚塗りだけでやっていたそうだ。
勉強になるような全くわからんようなそんな感じで勉強してます。
大友克洋さんとの対談も、ちっちゃな字で載ってる。
 

ペインタボン!