読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!(2)

生きる速さで書きなぐることができたらいいのだけど・・

BOOKS

#157 two of us 安井かずみさんとか加藤和彦氏とか、フィッツジェラルドとか。

何かにベースを置いておくことは、この人生を生きてゆくにおいての処世術でもある。 この11−12月の、自分にとっては「音楽」を皆さんの前で演奏できるという、ハレの場にむけて、ゆっくり、あまりじっくりではないが絶えず動いていた。 そんな自分のペースメ…

#155「少女終末旅行」①

滅びに向かう世界とか、滅びてしまった跡の廃墟のような世界を結構愛している。 実は、そのことに気付いた時、自分の有しているなんか後ろ向きの嗜好に結構落ち込んだりもしたのだが、今では、十分納得している。 漫画で言えば、 「デビルマン」の悪魔特捜隊…

#152 『飛行士と東京の雨の森』again

(鳴子渓谷(仙台)の遊歩道は震災以来立入禁止で、我々は、大回りの道をひたすら歩いたのだった。2014.11.2) 遠方の場所を想うということは特別なことだ。 遠方の地というものは詩性に似たものが漂ってはいる。 たとえば町の雑踏の中でどこか遠い地を想う…

#149 「手天童子」(KCスペシャル版1985年、連載は1976-78)by 永井豪

永井豪『手天童子』、1985年の作品でした。 永井豪氏のSF大作「手天童子」を読んだ。 永井豪の魅力と言えばあのパースを超えていく画力の破天荒さと、また途中でストーリーがなんだかわけがわからなくなってしまってメーターを振り切ってしまうという、その…

#146 風邪を引きましたよ③

風邪の方は、声を出していないと調子がいい。 今日もバイトの先生が午後から来てくれたので、家に帰って沈黙の世界に生きている。 そうそう、犬とは話したけどね。 そんなこんなで思い起こしてみると、やはり自分の慰みというのは読書であったのだと思う。 …

#145 風邪を引きましたよ②

2014/11/20 こんなに寢れんだろうと思っても、寝れて、それでも身体はなかなか楽にはならない。死んではいないので、朝は来て、覚醒する。みうらじゅん氏の「アイデン&ティティ」にはそういえば映画もあった。銀杏BOYZの峯田和伸や、中村獅童も出てたな。 …

#142 「飛行士と東京の雨の森」の2回めを読んでます。

自分に近しい作家というのはなかなか見つからないものだ。 素敵な女の子と会って、恋人になっても、いつしか熱が冷めてしまうことだってある。 だって、彼女は必ずしもであった時の彼女ではないだろうし、自分だって付き合い始めた頃の自分ではない。 だから…

#135 まりかセヴン(1-4books,5-6kindle)をほぼ一気に読む至福の時。

頭がフリーズしている時には、昔のキヲクを蘇らせてくれて、それでいて上質なエンターテインメントに触れるのがいい。 そうすれば心の表面に積もっていたつららの如きものが氷解して、万が一の可能性でも残っているパーツが動き出して奇跡的なハーモニーを奏…

#130 高橋慶太郎「Ordinary+-」

高橋慶太郎氏の「デストロ246」読んで、 デビュー作でもあり、女子高生スナイパー・伊万里の詰め込まれた「Ordinary+-」を読む。 この作品は未だ、デストロまでの非情さがなく、それがこの作品の救いとなっているが、 その救いを極力削ぎ落した上で生み出さ…

#129 デストロ246 (禁酒6日目)

夜、医師会の委員会に向かう郊外電車の中で4巻をkindleで読み終えた。 街を歩いてる人達が皆ゾンビに見えた。 おれも、ただの習性だけで歩いているゾンビだった。 そして悲しい知らせは、どこにもここにもあふれていて、それでも、時は流れてくのだった。 Ti…

#123「シズコさん」佐野洋子を読み終えた真夜中に。(2014/10/17-19)

佐野洋子さんの本を読んでいる時は、頭の中から佐野洋子さんが出て行かず、仕事をしているときもどこか部屋の片隅に佐野さんがいるわけで、それはナニモノにも代えがたい経験でもあり、恐ろしい経験でもありました。 その佐野さんの書かれた「シズコさん」と…

#122 「21世紀のための吾妻ひでお」に脳みそが溶けてゆく。

混沌から抜け出ることができない。同じ所を堂々めぐりしているような気がする。 おれのいつもと何ら変わらない愛想笑いと同じ嘘や思考停止のフレーズを、 誰もがわかっていながら、それでも単に「yes」と言ってくれているだけに思える夜。 誰もナニも見てい…

#121 「白い象のような山並み」 by E.Hemingway

photo by pennstatenews やっと週末までこぎつけた。 しかし、またこの休みの間に台風がやってくるという。 この愛媛という、天災からは非常に庇護された土地に暮らしながらも、やはり文句は言いたくなるもので、自分の予定を優先する結構莫迦もの。 それを…

#119「それでも町は廻っている」13冊を読む。至福の時。

あいかわらず、毎日・曜日感覚がない感じ。 で、今もたまってる本とかが山のようにあるわけだけど、昔ほど焦って買うことはなくなった。 それでもヒトよりは買うほうかな。 (いやいや、詳細は不明だがうちの家人のとこには数日に一回amazonから書籍が送られ…

#116 おれのナダ(無)とともにありまして。

おれは何を恐れているのだろう。いや恐れているのでも怯えているのでもない。無を知りすぎているのだ。すべては無で人間もまた無だった。ただそれだけの話だし、それに照明がとても必要なのだ。それから清潔さと秩序が。ある者はその中で生きられる。けど気…

#112 「THR Session」(musicアプリ)とか、とりあえず起きてから3時間位のぐたぐた。

・まあそんなわけで、今日も仕事です。 今朝の回診にて。 中山町では、毎年恒例の栗祭りが開催され、演歌歌手の香西かおりさんのショーが30分ずつ2回あるのだと患者さんが言ってました。 「今日の3時のやったらいけるから、先生もいかんけん」 「まあね、昨…

#105 夏が逝く

二日酔いの頭で目覚めた。 枕元には、帰りがけにコンビニで買ったサンドイッチ、食べる気で買ったのにそのままバタンキュー。 起きても心ここにないので、 力振り絞って歩き始める。 まだ暑いけど、それでも空気の中に秋が転がっていた。 そしてやっぱり夏は…

#103 稲葉真弓と鈴木いづみと、ばあちゃんの死。

どう切り出していいのかわからない。 死んだ人のことは、死んだ時にぶわっと思い出し・・というか、 訃報を聞いた時にドバっといろんなあれこれが勝手に思い浮かぶものだけど、 それからは波が引くように引いてしまうことが多い。 でも、何かの拍子でまた思…

#102 十数年ぶりのS・キング

これまた十数年ぶりかのS・キング。 あのケネディ暗殺の時代に戻るという「11/22/63」という長編の新聞広告を見てから気になっていたのだが、なかなか上下2冊を読む気もその前に購入する気もなし。 それじゃダメじゃん! 11/22/63 上 作者: スティーヴンキン…

#99「死ぬ気まんまん」これが佐野洋子さんの最後のエッセイなんかな?

佐野洋子さんの「死ぬ気まんまん」(光文社文庫)をkindleで読みました。 彼女は乳がんで亡くなられたんですけど、 死ぬ数年前の69歳辺りの数年を綴られた「役にたたない日々」(この本は4年位前に書評で見て買っていたのですけど、先日の東京ツアーでやっと…

#98 「役に立たない日々」(Dedicated to 佐野洋子 )

とか言いながらなんとか今日の一日も終える。始まりがあれば心配することはないいつか終わりはかならず来るのだ。そして生きとし生けるもののエンドポイントは決まってる、「死」ってやつなんだ、平等に。外来をはじめてまず11時位で最初の徒労の波が訪れる…

#97 とりあえず最近読みなおしたマンガどものことなど

お盆はそれなりに外来が休みになったので、透析業務の傍らで、溜まっていたいろんなことを片付けたりした。まあ当然それもすべてではなく、累積していく赤字のようなものも残るわけだけど。 そんな中で読んだ、若手の漫画家たちの2作品を。最近の若手の完成…

#90 「Z」相原コージ先生の最新作!

朝病院で処置して、サックス吹いて、帰りに明屋書店でようやく現物見つけて購入! 相原コージ”大”先生の最新作「Z」2巻がリリースされた。 1巻はkindle版が出てるんだけど、2巻は現時点では紙媒体だけ。 出版社の戦略だということは理解できるんだけど、…

#88 村上龍「音楽の海岸」をめぐるあれこれ。

1週間かけて村上龍の「音楽の海岸」をようやく読み終えたところ。 この読み進むのがheavyな小説をそれでも読み進めるのはなぜなんだろうか、それもねえ今日は二日酔いでダウナーなのにねえとか、と自分に問うてみたりして、結局答えは見つからなかった。 何…

#84 喰う寝る生きる→「くーねるまるた」

ほんとに大事なことなんで、そう大それたものでもないんだ。 温かいご飯に、卵をかけて、醤油を垂らして目一杯かき混ぜて食べるとか、そんな幸せ。 そんな幸せをなんか忘れてしまったというか置き去りにしてる気がする。 スーパーで食材眺めて、買い物して、…

#83 久々の更新、「55歳からのハローライフ」観てるおれは53歳。

早朝覚醒し、NHKドラマ「55歳からのハローライフ」最終話を見終える。 「空飛ぶ夢をもう一度」というタイトルで、イッセー尾形と、ホームレスで死にかけの火野正平という濃密なキャストのドラマ。 このドラマ群たちは、heavyで、結構に詰まりながら見進んで…

#81 それでもおれはまた「詩」を探そうと思うんだよ。(しょうもない独白です^^;)

1991年の初版でした。 夢枕獏氏が「キマイラ・吼」シリーズを書き続けているうちに、自分の作り上げた登場人物である「岩村賢治」氏が書いた詩を集めて詩集にしたという体裁でリリースしたのがこの本だ。 フィクションの中の人物が書いた詩なんて形をとれる…

#80 山下和美先生「ROCKS」に嗚咽する。

透析学会から帰ってきて、腑抜けになって、 それで3つばかり勉強会に出て、またいろんなinspireを手に入れ、 だからといって日常がそう変わるわけでもなく、 巷数多にはホント毎日毎日、この松山の片田舎でも、あまねく数ほどの勉強会がひしめいている。 で…

#74 日本透析医学会① バスの中で「ビッチマグネット」を読む。

今回の透析学会はヒトに会うことというか、ヒトとのつながりを体感した学会だった。 と言っても自分の人脈などたかが知れているので、高名な先生と立ち話をほいほいしたとかそんなわけもない。 ただ自分のちっぽけな範囲でつながることのできたヒトと、久々…

#70 漂流教室(UMEZZ PERFECTION!)全3冊

昔、さいとうかずを氏の「サバイバル」とか流行ったよなあ。 「まことちゃん」とかよりこの「漂流教室」のほうが前なんじゃないのかなあとか思っていたら、「まことちゃん」のほうがあとだった! もう昔を思い起こそうと思っても混沌としているのだけれど、…

#67「女のいない男たち」がここにもあそこにもいるよ。

仙台空港で購入した村上春樹短篇集「女のいない男たち」、中座していたのをやっと読み始める。 「喪失」や「あらかじめそこにあったけど気づかなかった喪失」とか言ったものに関する掌編なんだけど、 この村上春樹的な「わかりやすそうで難解な突き放し」は…

#60 2014/05/24 とある土曜日の午後に

Miles Davis - Walkin' - YouTube 物は壊れる、人は死ぬ。 3つ数えろ、1・2・3!とはよく言ったものだ。 時間を切り売りしていきて、それも人生だとうそぶく。 仕事をやめたらボケるくらいなら、こんなに生き急いじゃないさ。 誰かの為に生きることや、…

#47 手塚治虫「どろろ」

永井豪氏の、「どろろとえん魔くん」読んだら、居てもたってもいられなくって、 本家・手塚版「どろろ」を古い秋田漫画文庫で読む。全4巻。 これもkindleでもでてるし、なんと電子書籍レンタル版もある。 http://www.cmoa.jp/rental/title/0000000411/ 一巻1…

#42 永井豪氏「どろろとえん魔くん」読んで、百鬼丸は早乙女門土ではないかという仮説にたどり着きひとり興奮する。

永井豪氏、「どろろとえん魔くん」2巻を読む。この巻で終わっちゃったよ。 タイトルから分かるとおり、手塚治虫氏の「どろろ」にオマージュを捧げた「えん魔くん」なんだけど、 豪ちゃんが描くので、もちろん「どろろ」は色っぺえ健康的な女の子で、「えん魔…

#30 永井豪先生の企画物(?)「キューティーハニー対デビルマンレディー」って?

1. きっとそんなにすごいワクワク感は得られないだろうなぁとか思いながらも、巨匠・永井豪先生の新作「キューティーハニー対デビルマンレディー」を発作的に購入しました。 だって如月ハニーと不動ジュンだよ! お約束のおっぱい満載シーン、と、健康的なお…

#27 「ハスク・エディン」3巻目はkindleで。

ハスク・エディン husk of Eden 3巻 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス) 作者: 如月芳規 出版社/メーカー: 一迅社 発売日: 2014/03/25 メディア: コミック この商品を含むブログ (2件) を見る 「ハスク・エディン」3巻まで読み進めました(3巻目はkindleでし…

#17 青天の碧眼

手元に何冊かの漫画が帰ってきた。 ひさびさにジャケ買いして、ああなんかイイなあと思ったのがこの漫画。 「晴天の碧眼」を読みなおした。 青天の碧眼 1 (バンブーコミックス WINPLUS SELECTION) 作者: 滝島朝香 出版社/メーカー: 竹書房 発売日: 2013/07/3…

#12 古い漫画を引っ張り出してきて読んでみましたよ、「事件屋稼業」。

ああ、おはよう、深町丈太郎です、じゃなくって、ただのおっさんです。 53歳、泌尿器科医。かろうじてバツイチでもなく、夜の街は時たま徘徊するくらいで、今は道で寝ることもなく、ゲロ吐くわけでもなく、階段から転げ落ちてアバラ折るわけでもなく、余戸の…

#9 「シンプルに生きる」のはずが、なぜか「テニスボーイの憂鬱」村上龍さんにいっちゃったけどなあ。

シンプルに生きる―変哲のないものに喜びをみつけ、味わう 「シンプルに生きる」(ドミニック・ローホー)という本を読んだような読まないような。 先日の東京への飛行機の行きと帰りで、一体いつ買ったんだ?のこの本を読んだ。 たぶん以前もめくったんだけ…