poetry,and any creation
ああ、そのジョン・レノンだよ。彼は、Yokoと自分それだけでいいみたいな感じで、一時期は言ってたよね。いや、ずっとかな。 自分のかつての恋愛観もそれに近いところがあったなあ。もう昔の話だよなあ。世界は二人のために回っているんじゃないことに気づく…
あの日の凧揚げのことを覚えているかい 僕は慎重派だってことは知ってるよね だからなのか それとまったく関係ないのか ちょっとずつ ちょっとずつ手元の糸を緩めていった 凧はふわりふわりと やがて 風に乗って急に跳ね上がった 凧の両端を持ってくれてた君…
生まれて初めて、でもないかもしれないけど、自分にとってはほぼストレンジワールドである画材屋なるところに行った。 松山の老舗である「文宝堂」というところだ。歩行町にある。 今度、12月に、また医師会の美術展に出品する。県美術館の南館に飾っていた…
最初の声、最後の顔。最後の顔、最初の声。 最後の一息をゆっくり大きく吐いて あなたは頭(こうべ)を垂れる暇もなく 白い部屋で 時が永遠に止まる あなたがもう笑うことはない 嘘も涙も なにも戻らない 一緒に酒を飲んでギターを弾いて歌った ともに夢を見…
昨日は、今度9月15日に堀之内のデコトラトラックの集まりでライブをさせていただけるので、 やっと時間をやりくりして3人で集まって、午後1時半から5時までほとんどぶっ続けで練習していた。 我々はギター3人のユニット、 バンド名は「華戀(karen)」と言う…
この歳になると、本当に自分の居場所にだけいても何も起こらないことがよく分かる。 (そうでもないよという話もあるけど・・) だからしつこいぐらいに求めている。そうなんだよ、ほんとそうなんだよ。 現在の自分のことを知ってる人は、本当にこのおっさん…
iZotope ポータブル・マルチトラック・レコーダー Spire Studio 出版社/メーカー: iZotope 発売日: 2018/07/31 メディア: エレクトロニクス この商品を含むブログを見る やあ今は音楽に一生懸命の感じだね。 仕事一段落して外来でギター片手に作詞作曲の続き…
これを書いてから帰ろうと思ったので書いておく。 昨日はデビット・クローネンバーグ監督の、確か2005年の作品だったかな、「ヒストリー・オブ・バイオレンス」を観た。 いっけん静かだけど、狂気と暴力に溢れた映画だった。 ヴィゴ・モーテンセンと、もう一…
TVアニメ「ピアノの森」 Piano Best Collection I アーティスト: V.A. 出版社/メーカー: COLUMBIA 発売日: 2018/06/20 メディア: MP3 ダウンロード この商品を含むブログを見る 土曜日は、診療終了後の午後3時から、スタッフと一緒に病院の周りの溝掃除とか…
FOUJITAの夢 家族旅行で京都に行った。 ほんとたまたま、その旅行の合間の朝のあき時間がちょっとだけあったので、 京都近代美術館で展開されている、「没後50年 藤田嗣治展」最終日に行くことができた。 実は自分で言っといて忘れてたのだけど、最終日であ…
器用そうに見えるかもしれない。 何でも出来るように見えるかもしれない。 でも実は愚鈍で亀のような速さでしか進めないでいる。 それなのにいろいろ手を広げるので困った事態に陥る。 サックスからはじめて、バイオリン、そしてドラムに、piano。 金に任せ…
Moon above the graveyard これを書いたのはちょっと前のことにはなるんですけど、 昨日のビアフェスフェスタでアイリッシュのグループで演奏するにあたって、フィドル(アイリッシュ音楽ではバイオリンをそう呼ぶ)は3本で必死でやったんですけど、その時に…
肥大する自我。 欲望はとめどなく、 あるいは泉のように湧き出るのか、 あるいは下痢便のように滴るのみか。 良くも悪くも、正義も悪もない。 ただ混沌あるのみ。 誰もとめるものなどいない。 口を開けたら貪り喰らい、ブヒブヒと鼻を鳴らして飲んで、酔って…
なにもないところから何かが生まれる。 それを自分の手で描いて、誕生に出会えるところが、「お絵描き」の醍醐味でもあります。 最近またちょこちょこiPadで描いとりますが、 性格からか、何日も費やすのはとても無理なので、せいぜい40分位で完成です。 ま…
素敵な人達、大事な人達、大切な人たち。 みんなみんな大好きな人達、そんな人と会いたい。 いや、会ってるよなあ。 満月を見たのは病院の帰りだったような気がする。 遠い遠い昔のような気がするのに、つい数日前のことなのかな。もう日が暮れようとしてま…
えらく、あいだが空いたけど前回の続きの話です。長いです。 愛媛大学の泌尿器科には5年くらい在籍した。 30代の中盤をそこで費やしたことになる。まあいろいろあった。 医者というのはチーム医療のようであり、個人的でもあるのだなあと、今になって思い返…
(写真撮影可だったのでとらせてもらいました) 目が覚めると午後のだるい光遠くで羊が草を食んでいる戦車の砲弾が作ったくぼみに泥水が溜まっているその水辺で鳥がさえずる 死んでいった友達が白いドレスで微笑んでるよここは天国?ここは地獄?まだどちら…
時間があえば「STARWARS」の上映が終わってしまう前に観れるかなあと思ったけど、そんなに都合よくいくわけもない。何かを得るためには、何かを捨てなければならないのだろう。やっぱりね。 「鋼の錬金術師」の等価交換とはよく言ったものだ。等価というより…
(最初の美女) 人生100年時代と書かれて、朝日新聞にこんな記事が乗っていた。 でも、60歳からでも決して遅くはありませんよ。義務教育の学習時間は一万時間ほどですが、人間、それぐらいの時間をかければ、語学でも何でも大抵のことはある程度のレベルまで…
実は入選しました。本人もびっくりです。 観光で訪れた「いの町 紙の博物館」で、ちょうど「第11回 和紙はがき絵展」応募用のはがきが置いてありました。ちょうど和紙を漉いたりしてテンションも上がってた為5枚一組を買い求めました。 締切も近づいて、色付…
Don’t let us down,don’t let us down誰が言う きみが言う 僕が言うDon’t let you down,don’t let you down君の夢 僕の夢 彼女の夢Don’t let me down,don’t let me downあの風の強い丘で 彼女はそれでも歌ってたよ 悲しいときにはなぜか笑ってしまうんだでも…
もう随分前なので忘れてしまったけど、今年の7月に家族旅行で高知県に訪れた。 吾川郡いの町というところに、「いの町紙の博物館」というのがあって、そこに連れて行ってもらったのだ。 何でも和紙が盛んな頃にはずいぶんと栄えたらしく、 元をたどると、平…
なにがどうというんじゃない。 右のものを左に動かしたいわけではない。 道路の真ん中に石を置きたいわけでもない。 じゃあなにをしたいんだ、なにをしたかったんだ、何度も繰り返された問いをまた愚かしくも繰り返してみる。 朝が来て、働いて、よれよれに…
やはりそうそう簡単に忘れられるものではない事を知る。 電話の向こうからあの娘の声が聞こえる気がした。 かつて空に勤めていたあの娘は、病気で地面に縫い付けられてた。 だから、彼女はこの世からいなくなったけど、また空に帰って好きな仕事に復帰できた…
なんとなくの気配に目を覚まして 遠くの薄闇が紫に変わる空の端を、 あのひとが長いひらひらをつけて昇ってゆくのを感じた。 レクター博士は、クラリスに言った。 「クラリス、まだ羊の悲鳴が聴こえているか?」 「クラリス、今夜は深い眠りの中にいるかい?…
2枚めは「before FUDE」 3枚目は「after FUDE」と密かに題した。 2016.12月から「筆ペン」という新しい武器も加わった。 ある日、とある「ワイン会」で、目の前の美女が懐から筆ペンを取り出して、「これでわたしを描いてよ」とのたまったのがきっかけだ。 …
しばらく、「似顔絵美人300展」の自作パネルの原画をupします。 一枚目は、いつも懇意になっている「道後椿倶楽部」の女将さんの特集。 店に行く度に被写体になっていただき、ああでもないこうでもないと妄想も含めて描き溜めた作品の中からpick up。 以前も…
なんかココロの中にぽっかり穴が空いたような脱力感を味わっております。 原因はわかってるんですよね。ひとつが終わったのに、まだその夢か幻かわからない世界から脱してないってことなんですよね。 ホント抜け殻ですね。 国の重要文化財施設である「萬翠荘…
もう随分長い間、ここにいたね。 今もそう、こうしてこの席に腰掛けている。 窓の外で、景色や時間が流れてく。戦争や嘘や火事や災害が流れてゆく。 おれも随分長いこと誰かのyesmanだったんだ。 yesmanだから誰かを傷つけてもいいってことには決してならな…
カウンターに座って戻ってこない人の名を呼ぼうとして 想い出せないことに呆然とする そういうおれはいったいどこの誰なのか 曖昧な記憶を確かめるようにポテトサラダを食す 目の前のコップの中身はたぶん芋焼酎で それだけでも思い出せるのはきっといいこと…