いやあ例のごとく酔っ払って覚えてないんだけど、「道後寄席」で立川志の輔師匠の「百年目」を堪能したあと、雨の中を電車で一番町に向かい、たどり着いた「なの花」のカウンターに陣取ってくっちゃべっていたわけですよ。たまたま隣に居合わせたのが観光で訪れたカップルで、なんか盛り上がって、自分の右隣のIさんが、彼らに今治マル秘スポットを薦め始めるしで、料理-酒-会話-料理-また会話なんて感じでピッチは上がっていく一方です。最後には彼女の段取りでお二人は、松山のミッドナイト不思議ゾーンの「山本酒店」に消えていってしまいましたとさ。ここはなんか秘密めいたワインバーで、実は自分も行ったことないんだけど、ワクワクドキドキの場所らしいですよ^^とそんなわけで、隣のモー爺(通称)は、カウンターから身を乗り出して出汁のとり方を店主に聞いてるし、Iさんは次には今治タオルの話してるし、オレは再び巡り会えたスパークリング日本酒の「梨風」に頬ずりしながら、「いつの歳になっても遅すぎることなんてないんですよね、ねえ、モー爺、志の輔師匠も言ってたしねー」とか、完全に自分没入モードになってるし、とかいいながら横みるとちゃんとモー爺も相槌打ってくれたりして。「うんうん、うんうん」って。