長く生きていると思わぬ別れもたくさんある。
覚えていることもあるし、残念ながら忘れてしまったことだってある。
でも、何らかの形で、つながっているんだろう。
あの世があろうがなかろうが、そんなことはどうでもいい。
答えはくれなくっても、死んだ人は黙っていても、なんらかのつながりがあったんだってそれだけでも十分だ。
縁(えにし)があれば、いつかどこかでまた結ばれることだってあるだろう。
だからそうさびしいわけでもないんだよ。
その考えは哀しいことだろうか?
そして、
死んだ人はいつも歳をとらないでいるのが、何故か不思議だ。
死んだ人はあの日の表情のままで、僕の隣にいる。
小学生で腎臓移植のあとで急に逝ってしまったキミ、
20代で医者になってすぐに首をつったあいつ、
30代で糖尿病で死んだあの歯科の先生、
ダコタハウスで撃たれたジョン・レノン、
永遠のブルースに旅立った清志郎、
波に飲まれた幾多の人たち、船に閉じ込められた人たち、テロに遭った人たち・・
でも、世の中には生きてても死んでるやつだってたくさんいるんだからいいよね。
また時々遊んでやってくださいね。
おれもここにいる
愛はどこへも行かないよ
だからそれでもその手を放さないでよ
その手を握りしめていてよ お願いだからダーリン
・・って玉置浩二さんのパクリですけど^^