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だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!(2)

生きる速さで書きなぐることができたらいいのだけど・・

#85 覚書「エイリアン」を造形したH・R・ギーガーの行った世界。

CINEMA
H・R・ギーガーが亡くなっていた。5月のことだ。
階段から転落し、療養中に亡くなったとのこと。
 
ギーガーが転がり落ちて行く先の階段の中の異空間に、
あのエイリアンクイーンがぬらぬらした口を開けてギーガーをぱっくり飲み込んで、異世界に連れて行ったのだ。
 
でも心配はない、
ギーガーが作った悪夢は、「エイリアン」という映画を間口に、
世界中の人々の無意識集合体の中で何度も何度も拡大再生産されて蘇るのだから。
 
永井豪の生み出した「デビルマン」が、何十年の時を経ても生き続けるように。
悪夢は決して死にはしない。
もしかしたらジョン・レノンよりも、清志郎よりも、悪夢のビジョンのほうがおれらには似合っているのかもしれないし。
 
映画界に招き入れられた時、
ギーガーは自分のビジョンが恐ろしいのだと語ったという。
ギーガーは知っていたのだ。
あらかじめエイリアンクイーンを、あのぬらぬらしたい世界の生命体を。
そこは案外もうおれの隣にぱっくり口を開けているのかもしれない。
 
このデボラ・ハリーのジャケットもギーガーのデザインだそうだ。
そういえば彼女のあの「ビデオドローム」も忘れがたい。
 

Koo Koo

 

2014/07/21

追加です。

思えば、「エイリアン」が登場したのが、1979年のことだそうです。

ゴジラとかモスラとかキングギドラとか、自分が子供の頃、そういったものたちで出来ていた世界観が、「スターウォーズ」とか「ブレードランナー」で高校2年の事だったかな(?)、一新されて、その流れは現在まで続いているのだと思います。しかし「エイリアン」はやはり等身大の「恐怖」としてまた新しい価値観を植え付けて、まさにおれたちの脳みそに産卵していったのだと思います。ああ宇宙であんなものに会うんなら、おれはこの愛媛がいいよ^^;