だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!(2)

生きる速さで書きなぐることができたらいいのだけど・・

#119「それでも町は廻っている」13冊を読む。至福の時。

それでも町は廻っている 12 (ヤングキングコミックス)

あいかわらず、毎日・曜日感覚がない感じ。


で、今もたまってる本とかが山のようにあるわけだけど、昔ほど焦って買うことはなくなった。
それでもヒトよりは買うほうかな。
(いやいや、詳細は不明だがうちの家人のとこには数日に一回amazonから書籍が送られてきてるような気もするなあ・・)
若いスタッフが驚くほど活字から離れているのにはびっくり。
まあでも彼らにはいろんなメディアがあるからな。ゲームもあるし。おれらの若い頃と違って。
古本屋をSFマガジン探して渡り歩いたあの頃が懐かしい。その時探してたのは平井和正石森章太郎の「新・幻魔大戦」、それも(購入してないけど)kindleでポンとクリックしたら買えるんだもんなあ。というわけで、院長室には何十冊もの黄ばんだSFマガジンが今も並んでいるのです。
 
で、昨日も紙の漫画の方も探したんだけど、この本屋には1冊、あっちには1冊とバラけてたので、結局kindleで購入しちゃいました。
それでも町は廻っている」(通称ソレ町)石黒正数先生のシリーズだ。
やっと時が満ちて(実は以前ヤフオク大人買いしとったのよ、ははは)、この1wくらいで11巻まで読んで、残りの2冊をkindleで購入したのだった。
やっぱり即時性から見ると、kindleというか電子書籍ってすごい発明だよなあ。
 
漫画を読む至福感というのを、
芦奈野ひとし先生の「ヨコハマ買い出し紀行大人買いして読んだ時とか、
スタッフが貸してくれた「よつばと!」一気に読んだ時とかと同じく、久々に味わいました。
 
ああ、この時間がいつまでも続くといいなあ。
 
嵐山歩鳥っていう高校生の女の子(レトロなメイド喫茶でバイトしてる)の高校生活をランダムに切り取った連作短編集なんだけど、技あり、コメディあり、推理あり、ペーソスありで、全く飽きることがない。直球勝負のstoryものとはまた別の感慨ありの近年稀にみる傑作です。
「外天楼」はドライな感じだったけど、「ソレ町」は暖かいからね。
それにしても石黒先生も天才だわ!
 
こんなの読むとやっぱり高校時代は良かったよなあ。恋愛に憧れてたあの頃のポーッとしたおれにでも会いに行こうかな^^;
 
P.S.今度は吉田秋生先生の「カルフォルニア物語」読もうかなあ。あれを今の若い子たち読んだらどんな感じなのかな?