だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!(2)

生きる速さで書きなぐることができたらいいのだけど・・

#226 1年に何回かダメダメちゃんになる時がある。

1年に何回かダメダメちゃんになる時がある。もっとかもしれんな。起きて仕事もしてフル稼働はしているのだが、ゾンビみたいに生前の習性で動いてる感じ。

 

昨日は、仕事を終えてから、全日空ホテルで行われている「日本泌尿器科学会四国地方会」にも行った。専門医維持するために点数getせなあかんのだけれど、学会開催はたいてい土日で、遠方で行われてたら開業医なんぞに行けるはずもない。仕事閉めて学術探求に行かれる先生方もおられるけど、開業医の本分は地域医療で、その中心は外来診療だとおれは信じているので、土曜の外来を休むのはどうなんだろうって思うよ。まあ先日の透析学会は、年に一回だけ外来閉めていってるんだけどね、それだけなんで勘弁して下さいよ。

で、学会なんだけど、久々に2セッションくらい聴いたけど、ダ・ヴィンチ中の気圧のこととか論じられてもおれにはもうさっぱりわからんしねえ。日本の泌尿器科学のためにがんばってくださいよeverybodyって感じかな。

休憩時間に久々に知った顔やら教授とも立ち話。先生のことは最近blogでしか知らんからなあとか言われちゃったよぉ。勘弁して下さいよ。オーマイゴッ!

 

でも、そうやって世間話しててもやっぱりダメダメちゃんで、帰りに惣菜買って、家帰って早々に飯食って、犬に餌やって、風呂入って、洗いものして、そんで酒に逃避。それでもね、頭が前向きに働かんので、今度はapplemusicに浸りながら、またまたウイスキーのロック2杯とほんの少しのFBで撃沈したわけさあ。たわいもないね。

それにしても聴き放題っていうのは思ったより発見があるね。自宅にLPはあるんだけど、他の名盤に埋もれて滅多にターンテーブルに乗ることのなかった柳ジョージ&レイニーウッドのラスト・アルバム「SAYONARA」が、見事おれの中で蘇ったんだからね。ハイレゾとか色々考え続けて1年弱だけど、もうこの音質でいいんじゃないかって思ったりもしてますよ。

 

そんでもって、今朝は3時から起きて活動はじめたわけだけど、どうなるんだろうね。時にはすべてをリセットせんといかんのだけど、なんせやることは山盛りだからなあ。若い先生方は学会でハッスルして日本の泌尿器科医療を支えて頂いて、ロートルの開業医にはそれなりの支え方はじつはあるんだけどね。それでも悟れないんだよねえ。万能の人間なんていやしないのにね。あはは。

 

これまた、さっき新聞記事で読んだ鈴木清順監督の大正浪漫三部作の1つ「ツィゴイネルワイゼン」(1980)が脳みその中で蘇ってきた。あの中にはパキさん(藤田敏也監督)やら芳雄さん(原田芳雄)が今もいるんだよね。長いこと観てないよなあ。着物姿の大谷直子、とてつもなく色っぽかったよねえ。あの映画はほんの20歳の自分にとっては垣間見る大人の世界だったけど、その距離はもしかしたら今でも全然縮まっとらんかもしれんねえ。

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