だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!(2)

生きる速さで書きなぐることができたらいいのだけど・・

#301 透析学会周辺のあれやこれや③ NIFREL

甲斐バンドがブレイクした曲に「HERO」というのがある。
自分にとっては今でも忘れることのできない一曲だ。
その中にこんな歌詞がある。
 
人生はいつも路上のカクテルパーティ
ひとつ踊れば熱い思いも消えてゆく

 

そうなんだ、人生っていうのは一瞬の栄光とか興奮のためにあるのかもしれない。そのために毎日こうやってあくせく働いているんじゃないのか。そして打ち上げ花火のように燃え尽きることができればそれでいいんだ、若い時はそんなふうに受け取っていた。でも現実では、熱狂が終わっても、例えば夢から覚めても、人生は続いてゆく。遅々として、時にはもどかしいくらいの退屈さを伴って。
そんな実は当たり前のことを教えてくれたこの歌詞には今でも感謝している。そしておれは今日もカクテルパーティを夢見て準備してるんだからね。
 
そんなわけで、学会のあとのお楽しみタイムである。
たまたま見つけた場所なのだけれど、飛行機に乗るまでの数時間を若いスタッフとの息抜きで過ごす。
 
今回セレクトしたのは、
H27.11openで、あの海遊館produceの水族館とミニ動物園合体の体験型ミュージアム「ニフレル」。
今気づいたんだけど、「ニフレル」って「に触れる」なの?
 
学会場のあたりの地下の中の島駅から、電車とモノレールを乗り継いで、万博記念公園に。
結構遠い。
駅が近づいてくると、おお、あの「太陽の塔」だ!こっち見てるよ!
 
小学校3年以来(?)のご対面、と言っても日本万博の時のことなんて誰も覚えているはずもない。
山陽新幹線もなく、家族とばあちゃんと国鉄を乗り継いででかけて、当然月の石を見れるわけもなく、ただただ疲れて帰ってきただけだった。
でも一緒に行ったばあちゃん(故人)が「こんなトコに連れて来てもらって一生の思い出だ」と拝んでいたのだけは覚えている。
その、かつての万博会場に鎮座する岡本太郎先生の「太陽の塔」!
素晴らしすぎるオブジェ!
いつか万博記念公園に寝っ転がって、緑の中にそびえ立つ太陽の塔を眺めたいと思ったのでした。
 
生憎の雨の中を小走りに走って、スーツはびしょびしょ。
巨大なショッピングモール「ららぽーとEXPOCITY」の手前のある「ニフレル」にたどりつく。
結構並んでチケット購入。
 
大人でも飽きない体験をさせていただきましたよ。