きみは遠い街でひとりぼっちで行って、
そしてそこで新しい生活を見つけるんだろう。
浜田省吾さんの歌みたいに、
新しい恋人と手をつないで、夏の花火を見上げるのかもしれないな。
ボクは相変わらずの暮らしぶりで、時には君のことを思い出して涙ぐむかもしれないけど、
それもやがて霧の中に消えてくんだろう。
古い思い出と新しい出会いと、そんなことを繰り返しながら、
やがて、新聞の訃報欄にボクの名前が載る日が来るだけ、
言ってしまえばそれだけの人生なのかもしれない。
でも、それもいいね。
うん、それもいい。
ようこそ、あゝ無情。