ユーミンの名曲に「卒業写真」というものがある。
悲しいことがあると開く革のページという、あれです。
そこにはいつも変わらないあなたがいて、微笑んでくれている。
私は人混みに流されて自分を失ってしまいそうだけど、あなただけはいつも昔のままでいてね、
・・という、いささかというか、非常に身勝手な歌ですね。
「気持ちはわかるけど、そんなに過去に浸ってどうすんの?」という夜と、「そうだよね、まったくそのとおりだよ」と、泣きたく夜もある。
この歌が妙にフィットする夜は、多分人間存在としての自分は弱り果ててドツボにはまって泣いてるそんな夜なんだろうねえ。
自分の彼女も、白黒のページの中ではいつまでもあの頃の笑顔でいてくれるんだよな、困ったことに。
そして、そのページの背後には、たしかに稚拙ではあったかもしれないが、あの日々の、青春の疼きとかきらめきが詰まっているのだ。
おお、やべえ、やべえ。
歳月の蓄積とともに過去はどんどん美化されてゆくものです。
今度、とあるお店の10周年partyでviolinを演奏させて頂くことになった。
その練習を始めてるんだけど、
現時点では「私のお気に入り」「over the rainbow」「黒いオルフェ」の3曲の予定。
bluetoothのスピーカーでオケ流して、そんで演奏。
その後か前だかわからんけど、オーナーの同級生のピアノの先生ともやらせていただけることになって、
そっちは「赤いスイトピー」!もうバッチリツボにはまるよねえ。
彼女とは実は面識もないのですが、SNSで音源を互いに送りあって、多分本番でぶっつけになるのだろうけど、そんなことができるすごい世の中になったんですよね。
Apple Musicで聖子ちゃんの音源に合わせて練習始めましたよ。
どこで「卒業写真」の話になるの、って感じですけど、
やっぱりある日飲んでて、ふと「卒業写真やるよお!」ってなったのでした。
そこで「Oh,yeah!」って言ってくれたピアノの彼女と二人で12月にやりますよ。
・・でも練習はまだだというあやふやさでありますけどね。
とにかく、がんばりますよ。