しばらく、「似顔絵美人300展」の自作パネルの原画をupします。
一枚目は、いつも懇意になっている「道後椿倶楽部」の女将さんの特集。
店に行く度に被写体になっていただき、ああでもないこうでもないと妄想も含めて描き溜めた作品の中からpick up。
以前も書いたけど、でもこうやって描き溜めた作品を、iPhoneの画面とかパソコンの画面で見てると、その時の空気が容易に蘇ってくるのだから不思議なものであります。
人間ってやつには、やっぱり、場所と時間が必要なんだと思う次第です。
たとえバーチャルでもそれら愛おしんだものだけが身になってくのかもしれないってホントのことかもしれません。
それって恋愛と一緒なのかもね。
で、「恋愛」といえば、1頁1頁いとおしむように読み続けていた小説を、昨夜読み終えてしまいました。
そこに出てくるヒトたちは、ツキコさんにせよセンセイにせよ、トレンディドラマの中の人でもなく、さりとて普通の人種でもなく、変わったヒトばかりです。
アラフォー女性と老人のセンセイの人生(恋愛)の話なんだけど、舞台となる居酒屋で、これまた長い長い一見無駄にも見える時間の積み重ねが、二人の人生が交錯させてゆくのを(読者として)見守りながら、毎日短い一話ずつを読み進めていくことは至上の歓びでありました。
読み終えちゃったよ、、。
知らないヒトとヒトとが酒場の隣で出会って、いつの間にか、知らぬ仲でもなくなってくる。
それが果たしてほんとにいいことなのかどうかは誰にもわからないけど、人間存在ってやつにおいて、複雑なようで結構単純な自分の狭いテリトリーでの関係性を自分の意志で選び取るということの連続は、たしかに人生そのものと呼んでもいいのかもしれないよね。
誰もの人生が立身出世の物語だったり、感動秘話だったりするわけじゃないんだから。
本をお腹の上にして寝とりました。
気付いたのが22:30でそれからまた寝てしまいました。
どんだけ寝るんやろうね。眠りはでも決して無駄ではないからね。
おれ、ちゃんとよみがえれるんやろか?