だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!(2)

生きる速さで書きなぐることができたらいいのだけど・・

#372 可愛いジュニアパイロット

Millennium Falcon (Full)

 

京都への週末の旅のスタート。外来終えて自宅集合。天候は持ち直すようだ。良かった。
14:20出発のANA。いつもこの時間はプロペラ機だ。ボンバルディア
で、中は狭い。でも自分はいつものように機内に荷物を持ち込む。
おあずけくださいというのはあれは航空会社の策略だと思うんだけどな。
 
片側2列の合計4列の席で、なんと自分はジュニアパイロットの女の子の隣。
彼女は貰った折り紙で一生懸命ANAの飛行機を折ってる。
尾翼の曲げ方でつまづいてるので、さっそくアドバイスしたりする。
そこで離陸となり、折り紙は中断。
 
愛媛のおばあちゃんのところに来たらしい。
なんでもCAの人が、機内まで案内してくれて、伊丹についてもずっと座っていて、もうひとりのジュニアパイロットの男の子と二人を、出口まで連れてってくれるんだそうな。しょっぱなから折り紙もらって、声かけてもらって、途中で飴までもらってるよ、おいおい。いたれりつくせりだな。
「飴いる?」と気を使ってくれるので、おじさんはええわと答える。
 
伊丹近づいてきてから、二人で窓の外の景色を眺める。
「あれがあべのハルカスだと思う」と嬉しそうに指差して教えてくれる。
「あそこが梅田かなあ」「あそこが大阪城だよ」オイラが指差す。「大阪城って行ったことない」「豊臣秀吉?・・まだ習ってない」「真田丸とか観なかったの?」「テレビ見ない」「スマホは?」「校長先生と担任の先生の許可貰った子だけが持ってるんよ」「へええ」
ボンバルディアだけがプロペラだね、おお、STARWARSの宇宙船も仲間になっとるやないか!」「STARWARS知っとる?うーん、・・(しばらく考えて)怖いのはみぃへんのよ」(機内誌の飛行機比較になぜだか、STARWARSに出てきたミレニアム・ファルコンが載ってるんで聞いてみたんですよね。それとSTARWARSは怖い映画じゃないと思うんだけどな・・)
まあそんな感じで、結構会話も続くものだよねえ。
 
ほんとこんな時に、スケッチブック持ってて、彼女の似顔絵をささっと描いたら良かったのにねえ。
その時には持ち合わせも、思いつきもありませんでした。
ドジなオヤジやなあ。
 
飛行機から、降りるときに、ドアのところでチーフ・パーサーの方に言われましたよ。
「本日はジュニアパイロットに話しかけていただきましてありがとうございました」
おー、ちゃんと見てんだよなあ。やべえやべえ。
彼女もバイバイの時、ちゃんと言ってくれましたよ。
「今日はお話してくれてありがとうございました」だって。
なんておしゃまさん!
 
でもね、なんか世の中捨てたもんじゃないね。
しばらくのあいだ、いい風が吹いてましたね。松山空港伊丹空港。and anywhere!