#466 210円のロック(music)
NHK福岡が作成した「you may dream」を観る。
シーナ&ロケッツの2人の若い頃の話をもとにしたドラマだ。
録画し忘れたのでDaily motionで観たんだけど、5分ごとにCM入るのは腹立つわ。
それでも最後まで見て、ロックの初期衝動を体感したわけです。
でも、シーナ、死んじゃったんだなあ。
シナロケの「#1」と言うLPに「400円のロック」というのがあって、
どこでもいいから400円分の切符をください と歌う
まさにブルース(有名な詩がそのまんま貼り付けられてるかんじ)風の名曲があるんだけど、
僕は、
電車に乗って揺られながら、
松山市駅という駅について、
そこから歩いて、飲みに行ったり、楽器を抱えてライブに行ったりするわけで、
その時の気分が、まさに「400円のロック」の気分だったんだということに今更ながらに気づいたのだった。
その時、楽器を携えていることが最近は多いわけで、
サックスだっりフィドル(バイオリン)だったりするわけだけど、
音楽を奏でる場所・音楽が流れている場所に向かっての片道切符が210円だって、なんか素敵じゃないか。
そしてね、自分の楽器を携えて、市駅からてこてこと歩いていくんだよ。
ここではないどこかを目指して、ね。