だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!(2)

生きる速さで書きなぐることができたらいいのだけど・・

#498 54歳からのピアノ その12  「ピアノの森」と、ピアノとカホンの発表会に向けて

TVアニメ「ピアノの森」 Piano Best Collection II

TVアニメ「ピアノの森」 Piano Best Collection I

TVアニメ「ピアノの森」 Piano Best Collection I

 

 

土曜日は、診療終了後の午後3時から、スタッフと一緒に病院の周りの溝掃除とか草引きをした。
1年に1回の恒例行事で、薬局の先生も出てきて一緒にやった。
いやー、慣れないことをすると体中がぐったりするね。
その後雑用して帰宅する。
 
寝るまでの1時間で、録りためていたアニメ「ピアノの森」を見始める。
始めると止まらないよね、やっぱり。
アニメは第2部で、劇中では「ショパン・コンクール」が進んでゆき、登場人物たちのドラマが錯綜する。
カイくん、雨宮、パン・ウェイ、シム、アダムスキー、阿字野壮介、ジャンじい・・。
 
ーーーー
 
音楽も、絵も、天は悲しい事に「人」を選んで才能を与える。
選ばれないオレたちは、だからいくら努力したって、天才にはかなわない。
たとえ、天才が1%のひらめきと99%の努力だったとしても、所詮無理な話だ。
 
でも、それだから芸術を楽しめないのかというと、そんなわけでもない。
それなりに音楽やスケッチの方から、自分に微笑みかけてくれる瞬間もある。
だからやめられないのだ。
天才たちが、自分の音や描線を楽しんでいる、その時のそエクスタシーの瞬間にちょっとでも近づきたくて、自分もトライするのだ。
それは無謀なことなのかな?
意味のないことなのかな?
 
ーーー
 
さて、悲しい現実を直視してみる、自分のピアノの話である。
 
進歩面でいうと一番少ないのかもしれない「piano」なんだけど、
やはりトライせんことにはねということで、
島村楽器」の発表会で、拙い演奏を披露することにした。
「豚のブルース」と「Fly me to the moon」だ。
途中で止まってもいい、でもそこでフリーズしないで、立て直して次にゆくことが今の精一杯の目標だ。
一ノ瀬海くんみたいに、自分の「音楽」と呼ぶには程遠いけど、それが今の自分の精一杯だ。
 
これも粛々とやってる「カホン」では、
山本リンダさんの「どうにもとまらない」を先生と一緒にプレイする。
リズム楽器ってやつは、確かに太古からあるだけあって、リズムがハマるとあれはホント「エクスタシー」だね。
音楽を初めて、ビートになかなか乗れずに、悶々としていた自分は、ある日楽器店で、ドラムの先生の背中に手をかけていったのだ。
「リズムが学びたいんです」と。
その時の自分だけは褒めてやってもいいかな^^;