#651 学会のスライド作り
ちなみに、「天声人語」は600字だそうだ。
決まった空間に何かを埋めていくというのは頭の訓練にも良いのかもしれない。
学会発表と言うことで、スタッフのスライドを添削した。添削等と言うと偉そうだけど、まぁ2人で作り上げていくわけである。
しかしスライドを作ると言う行為から学会は始まっているのだけど、現在ではコロナのためにウェブ上になって、会場もなく当然観客がおらず、動画ファイルを作るところで終わってしまう。
壇上の緊張感も、場の空気も、発表が終わった後の質疑応答も、全て終わった後のビールのいっぱいも、全てが失われてしまったわけである。
それが悲しい、いやほんと例えもなく悲しいじゃないか。
今回は四国透析療法学会で、「エベレンゾによる中枢性甲状腺機能低下症の一例」というものである。
学会の当日、自分はコロナの集団接種なのではなから参加もしないわけで、それがまたなんだかモチベーションを下げてしまうのである。これもちょっと悲しいね。
朝日新聞の天声人語の筆者である福島さんが、井上ひさしさんの言葉をひいていた。
作文の極意を「自分にしか書けないことを、誰にでもわかる文章で書く」と言われたそうな。
いやいや奥が深いね。
そして学会発表の後のあのビールの1杯目のうまさを知ることができるのは、学会発表したことのあるもののみであると言うことを付け加えておきます。
#650 外来診療も色々あるけど、患者さんと接するその瞬間は短くって意思の疎通がうまく行かないときも多々あるけど、その方と真摯に向かい合ってるつもりではある。
#649 ジャズピアノとクラウドファンディング
famous jazz bassist in EHIME. (実は彼と一緒にplayさせてもらったこともあるんですよ)
ピアノを始めてもう随分経つけどなかなか上達はない。
先日バイオリンの先生が言ってたけど、葉加瀬太郎さんなんか、1日10時間とか15時間とか練習してたみたいだし、芸大に入る人はみんなそうですよ、と言われた。
才能の上に努力だもんな。そりゃ叶うわけないよね。
例えば自分に時間があったとしてもやらないだろうしね。
時間を言い訳に生きてきて、人生の残りの時間がいつの間にか減ってきているというわけだ。
自業自得ではあるけど、なんか嫌んなっちゃうね。
それでもなんとなく続いているのは基本的に嫌いじゃないからなんだろうね。
実はピアノの先生は二人目で、
一人目の若くてチャーミングな先生は モンゴルに旅立って行ってしまった。
コロナのおかげで任期半ばで帰っては来たのだけど、そんなわけで今はここにはいない。
そんな理由で、人生はじめてのピアノの先生は( 実は子供が習っている時にちょろっと教えてもらっていたのではありますが)あれれといなくなった。 でも彼女に教えてもらったことは星の数ぐらいあるので今でも感謝しきれないくらいだ。
その先生がモンゴルに旅立つという時に、楽器教室におられた別の先生に師事することにしたのだった。
その先生もバリバリのクラシックの方だけど、基礎を重視して教えてくださる方で、何もわからず始めた自分にとってはかなりハードルが高かった。
自分がピアノでやりたいのはやっぱりジャズであり、ジャズは理論だと思っているので、理論が決して嫌いではない自分は、それなりには手は動かないもののやってきたつもりだ。
で、先生が変わった時に何をしようかなやっぱり理論とか基礎を固めないと先には進めないよな・・ということで色々ネットを検索して探し出したのが 中島久恵先生の本だった。
自分の勘で選んだんだよね。
「ジャズピアノテクニカルメソッド ジャズの練習 ビギナー編 中島久恵 著 単行本 – 2005/9/30 」
というものだ。
C マイナーセブンとか4度進行とか何かわからんままにちょっとずつ覚えていって、手は動かないけどそれなりに進めている感じだ。
もっともっと真面目に基礎からと思って、その本の最初の方のコード理論とかを読んでいて、時間があったので、ほんとたまたまネットで検索してみると、中島先生は何と一人で漫画を書かれているではないか!
そして漫画の出版のためのクラウドファンディングをされているということだった。
時間遅きではあったけど、一口のってみることにした。
ただ締め切りは9月20日なんですよね。
興味のある方はぜひ、です。
#648 お絵描き入門 その2 線画を一気に塗りつぶす(procreate)
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