だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!(2)

生きる速さで書きなぐることができたらいいのだけど・・

2015-01-01から1年間の記事一覧

#239 京都の旅 その1 2015/08/08-9

●朝日新聞の別刷り「GLOBE」を読む。 「旅を旅する」という現代のバックパッカーの記事だ。といっても刊行されたのは、7/19なので、一ヶ月弱過ぎてるわけだけど。 旅を旅する -- 朝日新聞GLOBE その中にこんな一文が引用されていた。 旅人よ、あなたの足跡だ…

#238 byebye2

胸が苦しい あの子が笑ってる 心が踊る あの子の声が耳元でささやく 涙がこぼれる あの子は飛行機が好きだって それで空を飛んで お星さまになっちゃったんだ ラインはどこにもつながらなくって ラインはぷつんと切れたまま そして夏の陽射しの中でアイスク…

#237 byebye

誰かが死んでも時は流れてゆく。 そしてそのヒトのことをやがて忘れてしまう。 無情のようだが、忘れられるからこそ超えてゆけるものの重さを僕はもう知ってしまった。忘れることができなかったら人間はなんて哀しすぎるんだろう。 そうじゃなくっても、この…

#236 うーむ^^;

photo by datakid musicman お盆なので外来休み。 でたまった文献というかMRさんの持ってきた医学情報を眺める。 ●「四国透析療法学会」 あらら、さっそく技師たちがスライドの直しを持ってきたよ。プレゼンに対する考え方っていうのはどうなんだろうね。た…

#235 映画「セッション」を観た!

★封切りも終わったようなので、感想を。っていっても演奏シーンなんかゴロゴロ動画サイトに転がっるし、あんまり関係のない話になっちゃいましたけどね。 「セッション」を観た。 何でも今年のアカデミーの3部門を制覇したんだと。すごいね。 ドラマーの映画…

#234 島村楽器サマーコンサート

昨日はエミフルで島村楽器の「サマーコンサート」at店内スタジオ。今回は出場しないのでもっぱら冷やかし専門。でも皆さんの演奏聴いてたら、ざわわと血がたぎり始めましたよ。やっぱり稚拙でもエントリーしときゃよかったよ! 上手い人と下手な人の境界線っ…

#233 昨日のマンゴスムージーとゆるやかな時間

マンゴースムージーなどを珍しくオトナ男二人で^^;ウマー。 昨日はお休みをいただいていたのだが、なんせ家にいても暑かったよなあ、まったくあつすぎる。少しだけ断舎利して、次回の旅行の計画立てて、読み残していた本を読む。佐野元春さんの新譜「Blood M…

#232 54歳からのピアノ その3

一応週に一曲のペースで進んでいる。 ピアノを始めてから約2ヶ月が経過したわけであります。 まあなんとかできたら及第点をもらっているわけで、完璧というわけではないのが悔しいんだけど。 先週のレッスンの時、うちの先生22歳で社会人一年目で新卒なわけ…

#231 花火の夜ヴァイオリンを弾く。2015年7月26日 日曜日。

Beauty 伊予市の花火があった。 いつの間にか「住吉祭り」から「彩祭り」なるものに名称が変わったので、コンセプトもなんか変わったのだと思う。まあそういった裏の事情には関係なく、我々にとってはこの日は「花火の日」でお呼ばれの日なんである。 そうい…

#230 Between death and life

photo by Massmo Relsig 忘れないうちに書き留めておこうと思う。 誰かを彼岸に見送るとき、この世界に自分一人だけ取り残されたような気がする。向こうに行くのは彼や彼女で、おれのいる世界のほうが「生者」の世界のはずなのに、何故か気分は逆なのである…

#229 小田和正さんのコトバ

休みなのに大事なことを忘れてました。抜かってました。 焦ったけど思い出してよかった。 それにしても自分というやつがだんだん信じられなくなってきますよね、としとってくると。ポカン・ポカン抜けてくることが多いんで、美人秘書じゃなくって、Googleカ…

#228 DNAR(do not attempt resuscitation)

徒然に。 医師会で、何故か「小説新潮」2015年6月号をもらった。 なぜかというと「医療小説事始」という特集が組まれており、そんなカラミでこの田舎の医師会にも数冊送られてきたんだそうな。 表紙はあのBJ先生である。これあんまり良くないよなあ。この時…

#227 横浜で作った「マイオリジナル・チキンラーメン」を食す。

ちょっと過去の話を。 6月末の「日本透析学会」in横浜。 最終日の日曜日(といっても自分は土曜の午後に行っただけだけど・・)、昼の過激なランチョンセミナー終わって、一応学会場とおさらば。 パシフィコ横浜から歩いてすぐの「カップヌードルミュージア…

#226 1年に何回かダメダメちゃんになる時がある。

1年に何回かダメダメちゃんになる時がある。もっとかもしれんな。起きて仕事もしてフル稼働はしているのだが、ゾンビみたいに生前の習性で動いてる感じ。 昨日は、仕事を終えてから、全日空ホテルで行われている「日本泌尿器科学会四国地方会」にも行った。…

#225 54歳からのピアノ その2

編集 地獄の番犬ケルベロスがいたるところで待ち構えてる感じだ。あっちでワン、こっちでワン、なんだよそれじゃここ掘れワンワンでおマヌケだろう、がるるるるとかウォォォォオンとかかな。逃げてく先々で見つかってしまう感じ。逃げられない。ま、いいや。…

#224 ブルージャイアントとApple Musicとno music,no life。

泌尿器科の外来には、大学の先生が来てくれてるので、久々の朝から休み。 朝からまたpianoの練習。いよいよ簡単ではあるけど「エリーゼのために」に突入です。これで曲がりなりにも4曲目、1週間1曲のペースでとにかく前に向いていこうと。この美しい曲を…

#223 久々に1人で夜の街を徘徊しました^^;

久々にお一人様で夜の街をふらついた。 年に一回くらいこういった突然の機会が訪れる。 普段はいわゆる飲み会だったり、研究会のあとの流れだったりするからねえ。 一昨日がそんな夜だった。 日赤の勉強会が予定より早く終わり、1人で、一番町の方に向かっ…

#222 たとえば、こんな週末。

6:56起床。思いついて久々の玄米発芽スタート。 昨日はなんのかんので仕事が16時過ぎまでかかり、透析室では15時からLED工事が始まったりもしている。もう少ししたらコンソールも4台発注することになっているし、何かと物入りである。ものは換えることができ…

#221 冬の花火(「美しい時間」小池真理子・村上龍)

photo by Patrick Mortko 小池真理子さんと村上龍氏が56歳の時、ネスレのコーヒーのキャンペンで「美しい時間」と題し、それぞれが50代の男女の物語を書いた本を再読しました。 まあそれなりに長い時間を生きてくると、いろんな嫌な思い出もいつの間にか発酵…

#220 とんだトラブルだったけど、それもいい思い出の「高知腎臓病患者友の会」での講演。

前回、高知の透析患者さんの会で呼ばれていったのは、2012.9だった。となるともう3年弱かあ。時の流れと無常を感じるわけですが、今回ご縁でまた「高腎会(高知腎臓病患者友の会)第40回総会」に招かれて、講演に出かけました。 前日の楽しい飲み会もクリア…

#219 山崎ハコさんのライブ(2015/06/2)

またかよと思われるかもしれないけど、昨日(6/2)も感動した。 昨日(6/2)は、ライブハウスで「山崎ハコ」さんを見た。先日の友部正人氏に続いて2回めだったのだけど、決して広くはないライブハウスにもう一杯の観客、50名位だっただろうか。ちょうど通路に…

#218 54歳からのピアノ その1

おれは一体全体なにやってんだろうな? ピアノを習い始めて一週間目。ドレミファソラシドできるじゃないですか、とおだてられて、先生が選んでくれたのがこの楽曲集。 初めの曲はいきなり両手弾きの課題曲「上を向いて歩こう」。 子供の置き土産の古いクラビ…

#217 Gibson BluesKingがリペアから帰ってきましたよ。

外来は格闘技みたいなものかもしれない。 全エネルギーを使い果たした土曜の昼下がり、窓からは心地よい風が入ってくる。 誰もいない診察室。しかし頭は回らない。完全と言っていいほど回らない。右と左には積み残された仕事の山。回らないよ、やっぱり。こ…

#216 森田童子の歌が流れる夜に

(ちょっと古い記録から) 知り合いから悲しい知らせを受け取る。 確かにヒトがヒトにしてあげられることなんてこれっぽっちもないんだ。 ただできることがあるとすれば、それは自分が、自分の中に引いた基準に負けないようにしてなおかつ余力あればそれを少…

#215 もう何度目かの「プルートゥ」by浦沢直樹&手塚治虫

もう何回目かの、浦沢直樹先生の「プルートゥ」(全6巻)を読む。 「鉄腕アトム」の「地上最大のロボット」のリメイク作品だ。 何度読んでも浦沢先生の作品にはカタルシスがない。でもそれが「現在」という時代なんだと思う。「モンスター」も「20世紀少年」…

#214 やっと週末

2015/05/29 また夜を通り越して朝が来た。 昨日は、ここいらでは有名な循環器開業医の先生の講演の座長をさせていただいた。 「かかりつけ医が知っておくべき心臓疾患」という演題。 なぜ泌尿器科の自分が座長するのかというと、そのへんはいろいろあるんだ…

#213 IMAGINE

春風の花を散らすと見る夢は覚めても胸のさわぐなりけり 西行 日本のうたは幾重の意味をも内包している。 待賢門院に恋する気持ちの歌か、春の花散るはかない光景の中においてもなおかつ残るおのれの心の昂ぶりか、夢か幻かわからぬ浮世でのある種の境地か、…

#212 無題

photo by broocey チェ・ゲバラは銃殺されたあと、本人確認のために両手を切断され、その両手は指紋照合のためにCIAに持ち去られたそうだ。 チェ・ゲバラが革命を成功していたら、世界が変わっていたかどうかはわからない。 自分が子供の頃、三島由紀夫が、…

#211 ふと、「PARIS,TEXAS」のナスターシャ・キンスキーを思い出す。 Rumbling Days 3 2015/05/14

Rumbling Days 3 2015/05/14 ベロベロになって、ふとしゃべっていて、ヴィム・ヴェンダース監督の「パリ、テキサス」という映画が出てきた。 1984年の映画だった。パリの話ではなく、アメリカのテキサス州の「パリ」の物語だ。 男は失踪した女を探しあてて、…

#210 ポーの話 これは僕の話、これは君の話、そして誰かと誰もの話。 Rumbling Days 2

街に夜と朝の間の空気が敷き詰める頃、ポーは歩き始める。 アルミ缶を集めてお金にするんだ。 ポーはずっと船を待ってる。 順番が来ないと乗れないんだが、なかなか順番は来ない。 気にかけてくれる人もいたけど、みんな先に舟に乗るか、先に死んじまうかし…