だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!(2)

生きる速さで書きなぐることができたらいいのだけど・・

#75 日本透析医学会② 三宮の夜を!

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FBを通じて出会って、さりげないやりとりを交わして、ちょうど一年前の福岡の学会で生で初めてお会いした横浜のY先生
彼とは一年越しの約束で飲むことに決めていた。
なのに、彼の病院は常勤泌尿器科医がひとりいなくなっとかで、つまるところ彼は主任件雑魚ってことらしい。副院長なのにね。
そんでもって神戸日帰りという話なので(ああ文明と時間を切り売りして新幹線は今日も走るのです)、あわててゼロ次会を設置。
 
三宮の怪しげなビルの地下で立ち飲みでスタート。
「大将、なんかおすすめの地酒ある?」
「すんませんなあ、このへんの地酒は全部全国区なんで、この土地だけちゅうのはないんですわ」
では・・と、すすめられた長野の酒を。グビリグビリと。
うめえうめえと杯は重なる時間は過ぎる。
 
1時間後。
 
予約してた焼肉屋でうちのスタッフと合流。神戸牛だあ!それいけやれいけで盛り上がりさらに杯は重なる。
先生はウクレレ弾きでもあり、実は最近サイレントギターを買ったとかで、あの伊勢正三さんの「風」の話で盛り上がる。
でも二人を引き裂く新幹線の時刻は刻々と迫り、
最後にはおない年の二人は、熱き口づけまで交わしちゃって困ったもんである。
そういえば久々に似顔絵も書いた。
 
先生とバイバイしたあと、
これまた元町まで若者たちと歩いて、ビルの2Fのその名もまんまの「DYLAN」という店に。
「DYLAN」って関する店なんだからそりゃそうだよね。ここに行けば70年代の音楽に会えると下調べしておいたのでした
(このへんがいわゆるAB型のAB型たる所以ですかね)
40歳のマスターに頼んで、「風」のLPをかけていただく。
アナログレコードから流れ始めたその音の中に、僕らの若い時の夢や挫折や希望が詰まっており、
店はいつの間にか過去に向かって漕ぎ始め、
その中でおれはまた「神戸に住むぞぉもう帰らんぞぉ」とお決まりのフレーズを連呼していたのでした。
 
(つづく)

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