#122 「21世紀のための吾妻ひでお」に脳みそが溶けてゆく。
混沌から抜け出ることができない。 同じ所を堂々めぐりしているような気がする。
おれのいつもと何ら変わらない愛想笑いと同じ嘘や思考停止のフレーズを、
誰もがわかっていながら、それでも単に「yes」 と言ってくれているだけに思える夜。
誰もナニも見ていないのだ。 誰もホントはナニも語ってはいないのだ。
このおれもしかしてかく語りて何も語らずといったところか。
酒のグラスに映る自分の顔を覗きこんでごらん。
そこにみえるものなんてほらグラス振ったらもううつろで実態なん てありゃしない。
ない実態が実態なんだろね。
それでも、勇猛果敢にもカオスに切り込んで、 カオスに飲み込まれたんだ。
あのおじさん、 弟子をしたがえて風車に切り込んだあの鎧のおじさん。
彼女は言った。自分だけのコトバを、深い井戸に吐くように、 自分だけのtwitterに封じ込めなさい。と。
まあそんな日が来たってなんら変わることなぞこれっぽっちもない のかもしれないのだけれど・・。
本棚に積まれている数多の「積んどく本」 から吾妻ひでお先生を発掘。
山本直樹先生のセレクトはほぼ完璧!ではありませぬか。
そういえば、最近、本屋でたまたま見かけた「カオスノート」もなんだか面白そうだったのだが未だ手に入れていないんだな。
その本読んだらまたDr.アジモフが頭のなかできのこみたいにうにゅうにゅと生えてくるんだろうな。
おれはやってない、おれはやってない・・誰かが部屋の隅っこにうずくまってブツブツ云ってるよ。
「ブキミ」(吾妻キャラ)だな。