前回は、 口に餌を持っていったやっと食べた状況から一晩経つともう食べれ ない状態だったので、 やばいと思って病院のギリギリの時間で連れて行きました。
今回の診察は若先生ではなく大先生でした。
大先生は前のカルテを見て、今回の症状を聞いて、 ユウの診察をしてくれました。
うーん、 歯が悪いって書いてあるねえ。どれどれ、あちゃあ、 これは悪いわ。やっぱ歯茎ボロボロだよね。 これは悪いバイキンを毎日食べてるよなもんだからね、ユウくん、 何歳でしたっけ?6歳です。6歳・・・この歯は10歳位やね。 ひえーっ、そうなんですか。今回は抗生物質だけだすから、 それで様子見てよくなるようやったら、 全身麻酔できるかどうか検査して、歯を掃除して、 ぐらぐらしてるヤツは全部抜きましょう。 そんなんで食べ物食べるの大丈夫なんですか? この子らは飲み込んでるだけだから大丈夫よ。昔の犬だったら、 肉も噛むし、歯も鍛えられてたんだけどねえ。そういえば、 こいつら、噛むおもちゃとかにも一切興味示さんのですよねえ。
・・とまあそんな感じだったのですけど、こうやって、 説明していただきながら診察してもらうと、 患者としてはとっても安心であるということをいまさらながら体感したわけで、 どちらかと言うと関係ないことまでべらべらくっちゃべりながら診 察する自分も、 もしかしたらまんざら捨てたもんでもないんかもなあと思ったりも したのでした。
医学用語でムンテラ(ドイツ語日本語なんですけどね)というコトバがあるけど、口で癒やすとまではイカンけど、口でしっかり説明することがいかに重要かと痛感しました。でもこっちは5回位おんなじこといったのに患者さんは覚えてないんですってことも往々にあったりはするんですけどね。
てなわけの禁酒になる前の日でした。
まさか次の日から禁酒する羽目になろうとは・・。