#140 渡辺貞夫Quintet at Monk 2014/11/11
自分がサックスを始めるきっかけになった神であり、 好々爺であり、プロであり、 なんといっても現役のミュージシャン。
81歳?信じられる?
行くたびに彼の偉大さに身悶えするわけですけど、
今回は彼の音の繊細さにホント感激しちゃいました。
早い時間から並ぶことができたので、ライブハウス「MONK」 2列目で鑑賞出来ました。
自分もプレイしたことある、「黒いオルフェ」、ああこの音だよ、 この流れながらささやくようなこの感じから、ソフトな絶頂。
Nくん、ナベサダさんがSmileやってるぜ!おい!・・ なんかうるうるきちゃいました。
それは我らのバンド「BBR」の第2弾プロジェクトで、 自分はバイオリン、yukoちゃんはピアノ、 NくんはSaxっていう、 saxでのトリオなのにおのおのが違う楽器で演るっていう、 画期的なプロジェクトでありました。
仕方のない家庭の事情で彼が去って、 それからyukoちゃんが新しくはじめたメンバーに入れてもらっ て、それから彼女もいろいろあって、 我々新しい3人はこの土曜に初舞台を踏みます。バンド名は「 Tripods」、三脚という意味です。 3人の足でしっかり立って、アーシーなプレイしますよ。
そう、でも、あれからたったの半年なんだよなあ・・時は、 いつか人を癒してくれるっていうのはほんとかもしれんねえ・・
奇跡のような夜です。
19:30スタートで休憩を挟んで2回のステージ、 その後にはアンコールも2曲演ってくださって、終了は22時前。
アンコールで登場されて「 今楽屋に引っ込んでビール一杯飲んだとこだったんだよ、 まだ一杯だけね」って言われて、
聴衆に向かって「この曲はね、 もうそろそろ帰ったほうがいいっていうような曲だよ」 っていたずら小僧のような笑みで喋ってからプレイされた「you better go now」!
これも素敵です。
ステージはあと、家人はCDにサインいただいてご満悦。
あはは。