こないだ作った、山脇りこさんの料理は甘酒とか昆布水を使ったもの（なんとカレー）だったけど、今回の「里芋と鶏手羽の煮込み」はウー・ウェンさんのオリジナルレシピは酒かすを入れるというものだった。
自分は、酒かすがなかったという単純な理由で、甘酒に変更したけど、それはそれで、野菜の本来の味が染み出した感じのシンプルかつ深みのある味付けだった。
朝日新聞の記事には、
料理のキャリアを重ねるほど、手順はシンプルになった・・
と書かれてましたけど、これってさり気なくすごい発言だと思います。
色んな物をそぎ落として行ったら、素材そのものにたどり着いて、それにちょっと手を加えてあげるだけで、最良のものを提示で来るんだよ、って、まあウー・ウェンさんが直接そう語ったわけではないけれど、そんなニュアンスでしょうかね。そんなことなかなか出来ませんよね。
これ、メモっとけ発言なんでとりあえず記憶にとどめるために書いときました。
ちなみに、鶏手羽からコラーゲンがしみだして、八角が微妙な香りと甘さを演出して、と、ホント日本画みたいな料理だなとか。うーん。おそれいります。
ホント世の中、まだまだ勉強せなあかんことがたくさんあるよね。全くため息が出るよね。
甘酒と昆布水のカレーうちごはん
