#267 XmasLivePartyで、嬉しかった2つの言葉(その2)
演奏を終えて、例によって知らない方たちの隣に行って(そりゃ会った時は他人だけど話して酒が入りゃおんなじ日本人で愛媛の友だからねえ^^)、絵を描かせていただく。
なんとその中に、何十年も前にクルマのことで散々お世話になったCさんとかもいらして、いやあ懐かしかったです。
自前のポケットスケッチブックとボールペンで、彼女たちの絵を描かせてもらうわけだけど、ライブのMCでは「美人しか描きませんよ」と言いつつも、野郎も2枚くらい描いちゃいましたよ。
似顔絵という他愛もない趣味も、酔っ払って始めたわけだけど、この数分で仕上げる他愛のなさと罪のなさが結構好評である。
最近では、スケッチブックを奪い取って、こんな絵ならおれでも描けるとばかりに、自分をモデルにして描いてくださる方もいたりして、それを見てる自分も描いてるやつも、お互いが子供にかえったみたいで嬉しくもあり楽しくもある。
世間話とか、彼女らの身の上を聴きながら筆を進めるわけだけど、これがまた面白く、「満点パパ」みたいとか言われて(ホントのタイトルは調べてみると「減点パパ」だけど、自分の中でも確かに満点パパだよなあ。)、ふと思い出すと、子供の頃あの三波伸介さんがゲストの絵を書いていくというNHKの人気番組だったし、うちでもよく流れてたのだった。三波伸介さんも超売れっ子だったのに早くお亡くなりになられたのだよねえ。記憶の底に眠っていたものがそうやってふとした会話で浮上してくるのもまた楽しい。三波伸介さんかぁ、あの人のトークは今で言えば鶴瓶師匠みたいな感じだったんだろうねえ。
そのうちのお一人にまた嬉しい言葉をいただく。
「先生、お医者さんじゃなくなっても、この似顔絵あったら世界中のどこでも食べてけますよぉ」だって。
あれれ、それ褒めすぎでしょ、でもほんと、ほんとそう思う?
こっちでやってけるかな、あはは!
まあお世辞とわかっていても、まんざらでもないのが弱い弱い人間の常ですよね。もう自分は天にも登って彼女に頬ずりしたいような感じでしたよ。まあほんと他愛もない絵で、自称「酔っぱらい画伯」ですけどね。ほめてもらってありがとうね。
ほんと、酒飲んで、美味しい生野菜があって(鎌田農園さんのチンゲンサイは生でいただくんですけど、これまた最高でした!)、音楽があって、絵まで描かせていただいて、うれしうれしの4時間超でしたよ。
Merry Merry Xmas,Baby!