だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!(2)

生きる速さで書きなぐることができたらいいのだけど・・

#283 54歳からのピアノ その5

さて、初級者版のテキストもあと数曲のところまでに来た。
20曲中17曲目まできて、今やってるのが「匠」という曲だ。
3連符のリズムがいびつだと指摘された。言われたらその通り。前の2音が長くて最後のが短いんだそうな。うーん。
その前の「ハナミズキ」も16beatになかなかついていけなかった。
先生には、自分ののりは8ビートまでなんでねえととぼけた。
こんなオッサン相手で、先生苦労するよね。
でもおれもじっちゃんばっちゃん相手に苦労しとるよ。
それらの難関をなんとかクリアして前には進んでいる。
 
だからといって、上達しているのかというとその実感はない。
 
まあ音楽は10年スパンだからなあ、と自分に言い聞かせてみる。
それでも練習せねば、動かぬ手が余計動かないので、時間を捻出して、娘の置き土産のクラビノーバの前に座る。
で、今度の発表会で念願のjazzに挑むことになり、
あゆみ先生が「大人のやさしいジャズピアノ」みたいな教本をセレクトしてくれた。
昨日楽譜をまじまじと見たわけだけど、「ヘ音記号」のほうが全く読めない。
 
よくよく見ると、前のテキストでは、ヘ音記号のしたとかに「ラ」とか「ド」とかカタカナ振ってくれてたんだよなあ。
今度のには運指の数字は描かれているけど、カタカナの解説はなしときた。
ラがドだからこれはファだからラだよなあと、一字一句を辞書をひく中学生のごとく、楽譜の解読を始めるのだった。
いや先生「そっかーそれは見落としとったなぁ」って呆れてましたけどね^^;
 
なんせ、音楽の授業は高校で終わりだし、
いくらギター爪弾くっちゅうても、violin弾くっちゅうても、SAX吹くちゅうても、全部ト音記号でしたからねえ。
 
オレの人生にヘ音記号はなかったんよ、あゆみ先生、てなもんです。
 
あはは。
 

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