だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!(2)

生きる速さで書きなぐることができたらいいのだけど・・

#303 再び、小田和正さんの「言葉にできない」。

BSプレミアムで、伝説の武道館ライブの3本立てを見た。
 
BOOWY」、「オフコース」、そして癌から完全復活を告げたとしての「忌野清志郎」の完全復活祭。
キヨシローのライブも涙無くしては見れなかったけど、鈴木康博さんが抜ける直前5人の「オフコース」ライブも緊張度半端ない感じで見続けた。(1982.6.30「Off course Concert 1982 “over”」
 
小田和正さんが、「言葉にできない」の最初が出ずに、感極まって涙していた。
どんな理由で鈴木さんが脱退したのか、ファンでもない自分は知らない。
でも小田さんは、もうオフコースが、自分たちが作ったオフコースではないことがわかっていたのだ。
それを止めるつもりもないけど、もう自分の意志とは手を離れて流れだした時の流れには、やっぱりなんていうのかわからないけど感情が溢れ出し、溢れだした感情は収まる場所がなくって、それで言葉に詰まったのだと思う。
そんな小田和正氏の行動と、「言葉にできない」の歌詞が見事にシンクロして、余計に胸を熱くする。
 
愛が終わるのは、決して片方のせいではない。
お互いのいろんな理由と、事情が複雑に絡まり合って、もう止まることのない時の流れに乗って流れてゆく。
でもやり直すことはやっぱりできない、どんなに思い返そうと心に誓っても。
そんな自分が切なく悔しくってたまらない。
だけどやっぱり、時が経てば自分はまた他の誰かをきっと好きになるんだろう。
愛するんだろう。
それは悪いことではないかもしれないけど、そんな二枚舌の自分は、今のこの瞬間にもいるわけで、余計にそれが哀しい。
いつか、いつか、また会うことがかなって、キミの手を握れたら、それはきっと嬉しいだろうな。
今のボクにはそれくらいしか言えない。
言葉にできないというか、言葉にはとてもなりそうもない。
だからLaLaLa、やっぱり言葉にできない。
 
最近、小田和正氏がセルフカバーのベストCDをリリースされ、売れているという話をDUKE松山市内にあるレコードショップ)の店長さんに聞きました。
その理由はよく分かる。
自分は3枚組までは手を出さないけど(店長さん、ごめんなさい)、もしじっくり聴くことがあれば、小田さんの歌は、きっと心の奥底まで染みこんでいくはずだから。多分泣くと思われるし。
 
終わる筈のない愛が途絶えた
いのち尽きてゆくように
ちがう きっとちがう 心が叫んでる
 
ひとりでは生きてゆけなくて
また 誰れかを愛している
こころ 哀しくて 言葉にできない
 
la la la……言葉にできない
 
せつない嘘をついては
いいわけをのみこんで
果たせぬ あの頃の夢は もう消えた
 
誰れのせいでもない
自分がちいさすぎるから
それが くやしくて 言葉にできない
 
la la la……言葉にできない
 
あなたに会えて
ほんとうによかった
嬉しくて 嬉しくて 言葉にできない
 
la la la……言葉にできない

 

 

あの日あの時

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