#318 Heavy summer days & green curry
なにから手を付けていいのかわからない。
でも日常は流れだしたら止まらずに、気がつけば日が暮れている。
病気の人もたくさんいて、右から来たものは左に流さないと仕事は終わらない。
終わったと思っても明日になればまた、昨日を忘れたように仕事は山積みになる。
良くなる人もいて、良くならない人もいて、それでも時間は一方向にしか進まない。
そんな中で誰かの命がろうそくの火がふっと消えるように朽ちて、
熱中症でヘロヘロになった誰かが、ある日、口から憑き物でも吐き出したように蘇生する。
だからってこうやって日々の記録を記すことになんの意味があるのか。
わからないままにタイピングする。
昨日は、残ったココナッツミルクといえば思いつくものはこれくらいしかなく、
やっぱり「グリーンカレー」になった。
ピアノのレッスンを終えてから、エミフルにある便利な「カルディ」さんというお店でグリーンカレーペーストを購入して作る。
具材はしめじ、なす、たけのこ、赤パプリカ、鶏胸肉。
グリーンペーストとココナッツミルクに支配された感じなので、なんだか爽快感に今ひとつかけるので、もう一品作ってみたのだった。
うまい。
55歳にもなったらそうそう生き方を変えるわけにもイカんけど、
おれって結構不器用な人間なのかもしらんな。
対外的には器用とかオールラウンドとか楽しみ上手とか言われてます。
でも自分の心の中を覗いてみると、穴ぼこだらけの道を、見つけたところだけ補修して回ってる、そんな計画性のあるよでないよな男がいるんだ。
まあみんなそうなんだろうと思い返してはいるのだけれど。
ちょっと今年の夏は例年になくheavyです。
なんでかなあ。