#407 Don’t let me down ~今年もジョンが来てまた去ったよ~
Don’t let us down,don’t let us down
誰が言う きみが言う 僕が言う
Don’t let you down,don’t let you down
君の夢 僕の夢 彼女の夢
Don’t let me down,don’t let me down
あの風の強い丘で 彼女はそれでも歌ってたよ
悲しいときにはなぜか笑ってしまうんだ
でもそれは笑顔なんかじゃない
悲しいときの笑顔は
顔面に張り付いた凍ったままの仮面
誰もが泣きながら笑って 出会いと別れを見送る
海老の背中に包丁を入れる
はらわたを楊枝で引っ張り出す
つるんつるんってうまくはらわたが抜けたら快感だよなあ
そんなふうにオイラの神経もいっそのこと
きれいに抜いてもらえないかな?
今夜 今夜 あの場所で会おう
なんだっけ、
ジャック・ニコルソンのあの映画で、
インディアンはロボトミー手術で脳みそを焼かれたんだったのかな
脳みそのない彼はもう彼ではないとしたら
自分を認識できなくなった人たちはもう誰でもないんだろうか?
どこに行っても壁はある
だったら たどりつくのは彼岸くらいしかないのかな
Hey彼女 もうおれを壊さないでよ
Hey彼女 もうこれ以上おれをナーバスにしないでよ
Hey彼女 もうたくさんだ ありったけの愛でおれをめちゃくちゃに引き裂いた
Hey彼女 もうすぐに冬がきて 白黒の景色にみんな溶けてく前に
あの風の強い丘で
あの風の強い丘で
彼女は海に向かって歌ってた
唇を読もうとしたけど逆光で彼女のシルエットしかわからなかった
でも彼女の唄が聴こえた気がするんだ
Don’t let me down,don’t let me down
あの風の強い丘で 彼女はそれでも歌ってた
きみにあいたい
もいちど きみにあいたい