#442 54歳からのピアノ その10 先生代わって、またイチからやっとります。
ピアノをめぐる素晴らしい作品だ。
実は漫画の方もちょっとしか読んだことないんだけど、
主人公のカイも周辺も、音楽に携わる素晴らしい人達で、これからショパン・コンクールに向けて進んでいくんだろうな。
アニメの方はまだ3話までしか見てないんだけど、3話目は思わず泣いてしまった。
音楽だけではなく、いろんなことに真剣に携わってゆくと、必ず最後には自分とむかいあわなければいけない。
そのことを幼いカイが、他者に向けて言葉にしてきっちり告げたのは素晴らしかった。
自分は逃げてるんじゃないのかって思うことは多々あるよね、この歳になっても。
技術云々ではなく。そりゃあ精神(スピリット)だけじゃどうにもならんことが多すぎて毎日うんざりではあるけどね。
だから、たった一度の人生だからこそ、最後の最後に、自分には、自分だけには嘘をつきたくないなと切実に思ったんだよ。
自分は残念ながらカイみたいに音楽の「神」にも選ばれていないし、
音楽とまだ交わる(まさにFUCKという意味でも全然そこまで行ってないかなあ)こともできていない。
だけど音楽という自分の手で鉱脈を見つけて、必死でしがみついてるんだ。
ピアノのあゆみ先生が、諸事情で3月いっぱいでやめられて、すっぽり抜け落ちた穴が埋まるのか心配だったけど、
おかげで、新しい先生と、ゆっくりではあるけど、基礎からやり直してます。
今度の先生は理論派で、かつ、油断すると先に先に行きそうになるので、自分のペースでお願いしてますけどね。
kindle unlimittedで見つけた、
簡単「ピアノ入門レシピ」も2冊制覇したし、今度は「エリーゼのために!7日で弾く」に少しずつチャレンジしてます。
ジャズピアノの本で、スケール練習に取り組んでるところ。
でもスケールはすべての楽器に通ずるものがあるから、いろんな楽器で少しでも関連付けて進歩していきたいものです。
新しいI先生の名言より。
「ピアノも打楽器なんですよ。だからね、タッチが大事なの。」
うーんこれは目からウロコだったよなあ。
ジャズピアノテクニカルメソッド ジャズの練習 ビギナー編 中島久恵 著
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