#490 ある送別(2019/04/15)
長年務めてくださった受付の同士が、いろんな理由でほんとにほんとに退職されました。
辞めるまでの展開は非常に慌ただしかったけど、ある程度は仕方ない理由もありました。
受付の仲間が、サプライズで色紙を書こうと思うんですと、受付全員の絵を依頼されました。
診療のあいまに、その日泌尿器科についてくれてるクラークさんに、「5分だけ時間をください」と言って、ラフスケッチさせていただきました。
寄せ書きせねばならんと催促されて、ある夕方、ラフをもとに一気に描き上げて、自宅に持ち帰ってこれまた一気に色塗りをしました。
全部で何人だろうね?
たくさんの方の絵を描いて、自分の想いがそれは反映されているわけで、それなりに似てる感じもあって、なんか感極まりましたね。
で、彼女の最後の日が来て、午前の外来診療を終えて色紙を渡しました。
袋から取り出されたその色紙を見たら、なんだかいろんなことが走馬灯のように巡って、こちらも泣きそうになりました。
そういう彼女の方が先に泣いちゃったので、こちらは泣けませんでしたけどね。
元気でね、そして今までずっとありがとうございます。
何遍もバトルしたけど、あなたみたいな人もそうそうはおらんでしょう。
ほんとに元気でやってくれないとおれも困るんだよ。Dear。