#506 清志郎とオーティス・レディング
忌野清志郎さんの没後10年と言うことで(もう10年経ったんだぜBabyなんてこった!GOTTAGOTTA)、
録画したそれをちょっとずつ見ていった。
最後の番組は、清志郎がOtis Reddingの故郷を訪ねるドキュメンタリー番組だった。
以前見たことがあるような気がしたけれど、この世にもうふたりともいないんだと思うと、なんかジンと来るものがあって、見進めめていったのだった。
清志郎が高校生の時、
コンサートに向かう飛行機の事故で、オーティス・レディングは26歳の若さで死んだ。
オーティスの最後の曲と「Doc of the Bay」がその夏は幾度となくラジオから流れていて、それはとても悲しい響きに聞こえた、
そんなふうに清志郎は語っていた。
自分にとってはラジカセから流れてくる(パンキシュになってブレイクした)RCサクセションの「よォーこそ」が、
ある一年の風景であったようだ。いろんなFMとかであの長い曲は流れ続けていたような気がする。
それが高校から浪人時代の思い出のような気がする。定かでは無いけどね。
清志郎の大好きなオーティス・レディングのステージパフォーマンスも交互に流されており、
オーティスのパフォーマンスは1960年台からしたら60年以上過ぎた「現在」でも、鳥肌モノで、
ほんとに清志郎のあのパフォーマンスと酷似していた。
ほんとに愛していたんだね、オーティスを。
例の「愛しあってるかい」も久々に聞いて鳥肌が立った。
そんなわけで遅まきながらオーティスを聴いていますよ、アップルミュージックでね。
ストリーミングになっていろんな音楽が容易に手に入るのは素晴らしい。
音質とか音源とか言うよりも、ちょっと検索で知らない曲が出てくるのはありがたいよ。
そんなわけで、自分の隣にまだ忌野さんはいるのです。