だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!(2)

生きる速さで書きなぐることができたらいいのだけど・・

#518 time to die バイバイ、レプリカント。

 
ブレードランナー」は1982年の作品だったのですね。
 
ブレードランナー2049」も見ましたけど、
あの映画を見て思ったのは、
実は、ブレードランナーとはハリソンフォード演じるデッカードでもなく、
レイチェルという女性レプリカントでもなく、
ドガー・ハウワー演じるロイというレプリカントだったということです。
 
だから、時を経て公開された2049という映画は、 
シチュエーションは一緒だったのかもしれないし、
ハリソン・フォードまでが再演し、CGでのレイチェルもただ殺されるためだけに出演してましたけど、我々の我々を興奮までは導いてはくれませんでした。
 
その元祖?「ブレードランナー」にレプリカント役で出演していたルドガー・ハウアーさんが、75歳で病気のためオランダの自宅で死去されたとのことでした。
ご冥福をお祈りします。
われわれの人生にあなたが与えてくれた影響は多大です。
 
今も目を閉じるとあのセリフが蘇ってきます。
 
「おまえたち人間には信じられないようなものを私は見てきた。オリオン座の近くで燃える宇宙戦艦。タンホイザー・ゲートの近くで暗闇に瞬くCビーム、そんな思い出も時間と共にやがて消える。雨の中の涙のように。死ぬ時が来た。」
 
(原文:I’ve seen things you people wouldn’t believe. Attack ships on fire off the shoulder of Orion. I watched C-beams glitter in the dark near the Tannhäuser Gate. All those moments will be lost in time, like tears in rain. Time to die.)
 
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