だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!(2)

生きる速さで書きなぐることができたらいいのだけど・・

#556 スカパラのコンサートと患者さんと音楽と。

 
まだ暗い 病院の朝だ。
この時間だとやはりまだ眠気があるね。
 
スカパラのデビュー30周年のライブに行った。松山コミセン。
スカパラがデビューしたとき自分は大学生だった。
あの頃は 色んな店でスカパラのファースト CD が流れていたのを思い出す。 そんなふうに思うのは大学浪人時代の、あの RC サクセションの「よぉこそ」という曲と、スカパラの二つぐらいだ。なので1枚目の CD は今も家のどこかにあるはずだ。
1枚目の CD から昨日は2曲やってくれたな。やっぱり聴いていると知ってたね。
それにしても30年すごい道のりだ。(ちなみにうちの病院も21年だけれど)
メンバーは現在は8人でそれぞれがみんな結構長い MC をされるのでちょっと MC の間は テンションが下がったけど、それを引いてもお釣りがくるくらいの十分なライブだった。
ありがとうございます、生きていく勇気をもらいました。
確かに、いろんな出会いや別れがあるけど、とにかく それも 何らかの糧になっているのでみたいなことをバリトンの方が言われてたけど、
人生というのはそういった枝葉のようなものの積み重ねでしかできていないよね。
なかなか自分の思う方向にだけは動いていかないものだ。よ。
 
コンサートの後みんなで飲みに行ったんだよ。
だけどゆえあってノンアルコールビールとウーロン茶で談笑した。
ちくしょうと思ったけど、ある種は正解だった。
アルコールなしだと話の内容全部覚えてられて、それもまた何か楽しい(負け惜しみじゃないよ、負け惜しみもあるけど・・)。
いやアルコールで意識が飛ぶと人生の1/3ぐらいは欠落しているような気がして 、
なんだか今年はちゃんと覚えてよーと思ったりしたんだよねと、夜道で言ったら、
姉御が「私なんかそしたら5分の1ぐらいしかないね」と笑った。
うん、この感じがまたいいよね。
  
そんなわけで、居酒屋でバンドの面々とぐちを言ったりしながら盛り上がった。
SKAやりたいね。 歌って踊ってコーラスするんだ、ポールとジョージみたいにね。MCなしのノンストップで3曲はやろうぜ。なんてな。
まずは、ハンドルネームじゃないけど、芸名を考えようよというオチに何故かたどり着く。あはは。
「芸名はその人を規定しますよ」みたいな意味のことをU先生がボソッと隣からささやく。
自分が、もはや誰がどう見ても泌尿器科の医師としての「自分」であるように( まあ何十年もかけてそういう自分を作り上げてきたんだろうけどね)、芸名というのは、その人の性格とかキャラとか佇まいとか、そういうものを規定してくれるのかもしれないね。
それも一興かもね。
 
そしてまだ夜はあけないけど、これからまた一寝入りしようかな。