だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!(2)

生きる速さで書きなぐることができたらいいのだけど・・

#588 人生がブルースみたいに、1度と4度と5度だけだったらなあ。

Robert Johnson

 

ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ (CD付)

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ブルースギターの練習をしていると書いた。
 
どんな分野においてもそうだけでお、ビギナー編はまあまあ良くっても、中級編になると皆目歯が立たない。
 
そして自分は一応分類的には理系なんだけど、
それが関係あるのかないのかわからないけど、
やっぱり理屈がともなってないものに対しては、反復したときに再現性が乏しいものだだから、
運指とかコードの理屈を考えながら呻吟しながらplayしているので、手が止まってしまう。
 
ま、進まないってことですね。
 
これは歳をとったことの弊害なのか、それとも慎重だからいいことなのか?どっちなのだろうかね。
 
基本的にはブルースというのは、
セブンスコードを使った1度4度5度からなる12小節の繰り返しだ。
1度から4度に行って1度に戻って、(中略)最後は5度から4度に下って1度で帰結すると言う非常にきれいな構成だ。
 
人生もブルースみたいに、1度4度5度だけで成り立っていたらいいのになぁなんて思ってしまった。
それだったら、渋くってシンプルな人生が送れたかもしれない。
 
そう思わないか?
 
でも、よくよく考えると、
ブルースが内包している
メジャーじゃなくってセブンスのコードが、人生のブルーを醸し出すんだ。
やっぱりフラットセブンがブルースそのものであり、人生の憂鬱(blues)を内包しているのだろう。
 
ほらね、こうやって「理屈」こね回しながら、「ブルースギター」に立ち向かっているわけでありますよ。
 
そしてそれをコード構成の途中をツーファイブワンとかに分解したのがどうもジャズブルースらしい。
そして音が移行するときにdim(ディミニッシュ)とかが登場するんだけど、
このディミニッシュコードと言うものがジャズには結構出てくるんだけど、
この居心地の悪い中の居心地の良さがやっと体感できるようになってきたのです。
 
うんうん、サックスを始めて6年ちょっと、
少しはジャズが染み込んできたかなあ、なんちゃってね。