だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!(2)

生きる速さで書きなぐることができたらいいのだけど・・

#589 三津浜散歩 2020/07/16

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魚屋の猫

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ネコ専門店

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なんのお店だろー

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夢の跡先


 

知らない街を歩く。
でも知らない街も、数回歩いていると知らない街ではなくなってくるんだ。
かき氷屋の向かいの道に、昼前だと言うのに人がたくさん並んでいる。人気店なんだろうね。
そこをしばらく過ぎていくと、フラメンコの教室の前にキッチンカーが止まっている。
「921」というかわいい車だ(正確には921Kitchenかなあ?)。
通り過ぎて行こうとする背中に、キッチンカーの彼女がこんにちはと声をかけてくれた。
それだけで嬉しい。
廃墟のようなビルの1階によくわからないけど魚屋さんがあって、ばあちゃんが魚をさばいている。
魚のせいか、向かいの路地には猫が寝そべって、でもこちらを警戒した目で見ている。
ばあちゃんに「こんにちわ」と声かけたら少し目を潜めて、それから目を大きく開けて「こんにちわ」と言ってくれたんだ。
そういえば、三津浜にはなんだか猫がちょっと多いね。
商店街は交通量が少ないせいもあるのかな?
この街で慌ただしく散歩をして、そしてまたクルマに乗ってサックスのレッスンに出かける。
春に手に入れたテナーサックスも、少しずつだけど低音が出るようになってきた。
音楽には魔法が内包されているので、打ちのめされても厭きることはない。
またなにかにたち向かってゆきたいという「力」をくれる。
せわしいけど、なんだか少しだけときめいた気分だ。
そんな日があってもいいだろう。