#591 音楽の夜だ。
昨日は神戸ガレージのセッションだった。
相棒が1人いないだけで、なんだかaway感満載ではじめたけど、バイオリンを弾いているとそんなことを忘れてた。
楽しかった。げんきんなもんだな。
音楽でも、最後にはplayするのは人間だし、その人たちと気持ちよくやれるってことは最重要である。
うまいへたももちろんあるけどね。
昨日、joinさせていただいた楽曲では「嘘は罪」がブルースっぽくってよかった。
彼女のハスキーな歌声のバックでバイオリンを弾ける喜びを噛み締めた。
ナベセンセが楽譜くれて、メインでは「Let it be」弾かせてもらった。
ハトケンさんの「My Way」はラスト近くでゴージャスに盛り上がったな。
そしてセッションが終わる。
この余韻は一人で味わうべきだろう。
そうだ。こんなときは、気を使わなくっていい場所で雨やどりだと、
雨に打たれて、ひとりで「ぞーな」に行って鶏を食って、飲んだんだよ。
ほんと人間には無駄な時間がたくさん必要だ。
無駄でかつ有益な時間。
そいつは自分で作らないとやってこない。
そうなんだよ、時間ていうのはほんとにかなりストイックに意識しない限り、天井から勝手には降ってこないんだよ。
着物の素敵な女性に、
自分の書いた歌詞の一部が、
春の宵、
夏の闇、
秋の風、
冬のぬくもり。
そうやって季節は巡ってゆく中で、二人は出会って別れて、またやり直そうとするんですよね。
で、二人がこの世から消えて、思い出すヒトが誰もいなくなっても、やっぱり季節はそうやって巡ってゆくんですよね。
「カレンのテーマ」の一節だよ。あはは。
音楽の夜だ。