だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!(2)

生きる速さで書きなぐることができたらいいのだけど・・

#599 ZOOMでの学会とリアルと。

Online

昨日は医師会の理事会。リアル会場とおひとりZOOM参加。
 
医師会の講演会もWebになったり、メーカーさんのそれもしかりだったりする。
 
なんか我が医師会でも10万以上する大会議室用のスピーカーマイクも買うことになったみたいだし、
そうやってどんどんIT化は進むのだけど、
残念なのかラッキーなのか人間はアナログでしかないので、あんまり偉くなったような実感もなく、淡々と医師会での時は過ぎてゆくのだった。
 
今後のコロナとインフルの時期に関して、
一般診療所が「発熱外来センター(?)」として具体的に手あげするということに関しては、もう少し持ち越しの感じ。
でも、どこまで診療所がタッチするのか、厚労省は10月中に整備すると言いなさるが、具体的な絵がまだまったく見えてこないので、不安はかなりあるなあ。
 
延期されていた「愛媛県泌尿器科医会」も、愛媛大学からのWeb配信(演者たちはそこへリアルで集結)、リアル会場県内5箇所で開催された。
自分は日赤で聴講したのだけど、
周りに、自分と一緒のフィールドの泌尿器科医たちが「生」で座っているという存在感は、なにものにもかえがたく頼もしかった。
月並みな言葉になるけど、
「オレはこの片田舎で一人で、孤軍奮闘で泌尿器科やってんじゃないんだよなあ」、と、思わず泣きそうになりました。
自分が紹介した患者さんが、この日赤とか、県立中央病院で、若いDrたちに診てもらって治療してもらってるんだよなあ、という、あたりまえの「感覚」が、ネットとか、メールを通しでではない、実際白衣を着た若い先生の背中から感じ取れたのだった。
 
嬉しいね。