#600 「CHAIN GANG」と「UNCHAINED」
「チェインギャング」という歌をバンドで練習している。
チェインギャングとは鎖に繋がれた囚人のことなんだそうな。
この曲における我々の編成は、ドラム無しでアコギとベースと ブルースハープとそしてボーカルのみだ。
結構単調な曲なので フィーリング が重要になってくる。
自分たちとしてはまずまずの出来だと思っているけど、聞く人がどう受け取るかはまだわからない。
だって人前ではやってないからね。
そういうわけでこの曲ではブルースハープ担当です。
チェーンに繋がれている黒人たちが自らの足で歩かされながら、ときに鞭打たれながら南部の泥道を下っているというような画像が頭をかすめる。
鎖に繋がれた囚人たち。
気の遠くなるような熱い日差し。微生物。疾病。飢え。脱水。
希望はない。
「パピヨン」(Sマックイーンの名作で、最近リメイクされた)は、絶海の「悪魔島」という収容所から、それでも自由を求めて海にダイブした。
人がどんな苦しい状況に陥っても諦めないというのはどういうことなのか、
未だに自分にはわからない。
そこで対比なのかどうかわからないけど UNCHAIN とという言葉を想起してみた。
アンチェインドという言葉は鎖に繋がれていないということなんだろう。
だけど、それがはたして自由なのか、いいことなのかと言うと分からないし、今の世の中は言うてみたらアンチェインドに見えて、実はいろんなもんに縛られつけられてるのではないかと思った次第。
ほら、今、実際、目の見えないコロナにぼくたちはこんなふうにあんなふうにそんなふに縛り付けられている。
昨日は二日酔いでほぼ死んでる日だったので、
冷蔵庫のものを引っ張り出して昼と夜にした。
ナス(ミニスイカのような丸いナス)と人参の蒸煮と、しょうゆ目玉焼きと生ハムとパンの耳。
ゴーヤとオクラと人参たっぷりのハンバーグカレーにはらっきょうを。