だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!(2)

生きる速さで書きなぐることができたらいいのだけど・・

#637 アデュオス、アミーゴ。

 

 

どろろ 手塚治虫文庫全集(2)

 
長く見させて頂いていた患者さんがなくなると、自分の体の一部が引きちぎられるような感じがする。
 
だから研修医のとき、外来を持たされてなかった頃は、
病棟の受け持ち患者さん(だけ)が世界の大半を占めていたので、その人達とホント「共存共生」しているような感じだった、今から思えば。
その頃の患者さんたちのことは時々、昨日のことのように思い出す。
 
開業して、手術もしなくなり、そんなスタンスも少しずつ変わり、
今は外来で見させてもらう患者さんが増えすぎて、全員の詳細なバックボーンを知っているわけではないが、それでも付き合いは長くなった。
だからふとしたきっかけで訃報を聞くと色々想像してしまう。
 
透析患者さんとは2日に1回は顔合わせているので、これまた不思議な関係だと思うし、
自分は慌ただしい回診のあと、外来にへばりついているのでともかく、
自分の親以上の歳の患者さんを相手に、一日中傍らで治療にあたっているうちの透析スタッフはほんとえらいなあと思う。
 
思い出したけど、手塚治虫先生の「どろろ」という漫画がある。
 
主人公の百鬼丸の親である領主が、自分の野望を果たすために、自分の息子の体を妖怪に与えて、それで百鬼丸は自分の体をほとんど持っていないまま生まれてきたのだった。
彼が妖怪を倒すたびに、その妖怪が持っていった体の一部が、百鬼丸の体から生えてくるのだ。
その度に、彼は世の中の終わりのような痛みを感じながらも、自分の臓器を取り戻すのだった。
 
そこには喪失と再生があるんだけど、
患者さんがいなくなる時は喪失の方が大きい。
そんなことをもう何度も何度も繰り返して生きてきたし、その事にある程度は慣れていても、やっぱり最後の最後は、喪失感がすべてをさらってゆき、しばらくはそれを埋めるものなど何もない。
虚しさが残るだけだ。
 
でも考えてみれば、生きとし生けるものの最終は「死」であり、そこにたどり着くことは自明の理なのだだから、
最終到達地点の「死」の意味も大事だけど、どうやってその人(死)にさよならと言えるか、自分とその人との折り合いをつけるか、それに尽きる。
 
だからもういっぺんいうよ、アデュオス、アミーゴ。

#636 アクマが天使にkissをした

Angel

Angel at work

Angels

アクマが天使にkissをした
あの娘のおでこはとってもキュートだった
おでこは素敵のメタファーかというくらい素敵だったんだ
でもね わかってるだろうけど それだけで好きになったわけじゃないからね
 
アクマが天使に手を付けた
あの日が来ないで泣いてる天使に
このまま二人 遠くに逃げようかってなんの考えもなくつぶやいてみる
これがホントの悪魔の囁きってやつさと笑ってみるけど、彼女はいやいやとやっぱりめそめそ首を振るだけ
 
今日はほんとに大事な日だったんだよ
あの娘の上級天使の運命決める儀式の日だったんだ 台無しさ
気まぐれ神様か 神様がもともと気まぐれだったのか
とにもかくにも ぶんぶんぶん ぷんぷんぷん ぶんぶんぶん
匙投げるばかりか 嫉妬の雨と雷鳴で すべての生きとし生けるものを突き刺してくよ
 
もう楽園には戻れない
でも消えない死ねない身体も困ったものだよね
流れて消えゆくあの星のように
いっそ二人 このまま堕ちてく感じもいいかもね
 
それでもお互いねだるkissの意味を信じてみようか
信じるものが有る限り
二人はどこでも生きてけるような気さえしてきた
だってアクマが天使にkissをしたから
 
ーーー
 
「きらきら星」ボサノバ調にアレンジ中。
なぜか、アクマが天使にkissするという言葉が、するりと。
それだけ。

#635 細い雨が降っている、久々にオキュラスを装着する朝。

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あゝだいぶ喰いかけの写真だなあ^^;
 
 
昨日の夕飯の話。
 
子供の頃、寒い日、屋台での買い物。
ホント安いソーセージと申し訳程度のキャベツ、
トースターで焼いたホットドッグに、おっちゃんがマスタードとケチャップを垂らしてくれたのを頬張る。
あの味は忘れられんなあ。
でもおんなじシチュエーションでも、としとった今は無理だろうね。
 
で、
 
ホットプレートで「ホットドッグ」をと思うが、疲れて追加の買い物を断念して帰宅。
キャベツをクイジナートの1mmスライサーで切って、
全粒粉と強力粉とそのキャベツでお焼きにする。
そいつをベースに、
傍らでソーセージ焼いて、
気分的には、お焼きの上にソーセージ乗っけて、辛子とケチャップのせてかぶりつく「脳内ホットドッグ」のイメージ。
実際にはバラバラで食べましたけど。
 
砥部(協和酒造)で買った、日本酒ベースの「秘蔵梅酒」をソーダで割って1杯だけいただく。
澄んだ味だ。
 
オキュラスでまた運動を再開しようと思って取り出すが、放電しており、充電を開始して、夜中近くにやっと起動。
なので結局、晩御飯の片付けと犬の餌やりのあと、
オキュラスくんの傍らで、ギターと作曲。
 
「きらきら星」をボッサにできんかなあと思いつき、稚拙な技を繰り出してみるのだが手詰まり。
 
もう寝る時間だよ。
 
夜中は夜中で、変な夢で朝が来たのでした。

#634 真っ黒な肝臓は脂肪肝の証

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昨日のHP料理の最後の一品。
 
昼間とった体幹部CTで、体(肝臓!)が脂肪だらけなことが判明(わかってたけどね)、
エコー検査では毎年指摘されていたのだけれど、
腹部CTはほとんどとったことなかったので、こう目の前にリアルな証拠を突きつけられたらぐうの音も出ない。
さらにショックだったのは、血管の・・ちょっとだけど石灰化もあったことだ。Oh,NO!
根っからのインドア人間の自分は調子に乗って、
音楽やらお絵かきの時間ばかりを肥大させており、
60歳も超えて、50代からの疾走期がそろそろ終わって、円熟期の扉が見え隠れしてきたかなあという感じもありーのだったけど、
もう目の前真っ暗ですね。
料理もホットプレート買ってから遅まきながら粉物に目覚めたし、
ワインもお取り寄せするようになったしなあ、
と、ぐるぐる走馬灯のようにまあいろんなことが廻るわけである。

#633 2021/03/23 脳みそが回転を止めた午後に

金玉をガンでふたつとも抜いた患者さんがいう。
いよいよおちんちんが縮こまってわしはしょんべんの時もなかなか苦労しとんよ。
それは金玉抜いてない自分も一緒ですよ、
そう言おうと思って、
こういう時にこの発言はどうなのかなとちょっと考えている間に時間が過ぎて、流れちゃったわけです。
 
最近、時としてそういうことがあるのは、なんだか頭の回転が鈍ってきているのか、良識という足枷に近寄りすぎているのか、どっちなんだろう。
 
昨日は状態の悪い患者さんの説明をした。
これも毎回思うことだけど、病気を治すってどういうことなんだろうね。
先生のおかげですと言われるたびに、それは薬とあなた自身のおかげですよと答えている。
そうするとまた、いやいや先生の見立てですとか言ってくださって、ますます言葉に詰まる。
 
外来で、いろいろ高脂血症とか高血圧のことを説明して、先生はどうなんて言われて、
ううう、恥ずかしい限りですけど、自分はどっちも薬を飲んでいますよとカミングアウトして、へぇーと妙に感心された。
 
人間だもの、と、相田みつを先生みたいに言ってみる。
 
しらけた風が舞っている。
 
考えもまとまらずにこうやって喋っているけど、ときには永遠と垂れ流しで喋っていたいことだってあるんだよ。
ヒトに言われても言わなくても喋っておきたいことが、どんどんどんどん心のなかに蓄積してゆく。
どこかでぶちまけたい、ぶちまけたい。でも楽になることなんてないことも知ってる。知ってる。
 
これまた昔の事だけど、酔っ払っているときにiPhoneの録音機能がずっとつきっぱなしになっていたわけです。
神戸の素敵なBarだったかな。
「風」の「22歳の別れ」が入ってる円盤をかけてもらった店だ。
それを何ヶ月か経って発見して、たまたま聞く機会があって聞いてたら、ほんとに同じことを3回も4回も言ってたよ。
みんなも、何度もおんなじこと聴いてるはずなのに、そのたびに驚きのリアクション返してくれてたね。
優しいね。
 
そんなわけで今日の午前外来は何とか終えました。

#632 土曜日だ

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娘作 なんだか溶岩流にも見えるなあ。
 
今日は昨日と変わって青空ものぞいている。
きっとまた暖かい1日になるのだろうかな。
コロナがあろうがなかろうが時は流れていく。
 
昨日の夜は、医師会の理事会。各自治体で、コロナワクチンのやり方は違うのだけど、肝心のワクチンが宙ぶらりんだもんなあ。
帰宅し、娘の作った「焼き物」を。美味い。親ばかながら彼女にはセンスがある。
 
本日も外来超過。
早く残務を片付けないと、夕方から愛媛県泌尿器科医会だ。久々にネットではなく現地にでも行ってみようと思って参加にしてみた。
明日もウクレレのセッションで街へ。
なんだか暇そうに見えて結構忙しい。
 
絵のほうはちょっとお休みして、最近音楽ばかりに没頭しているけど、楽譜を書くのも素人ながらには結構楽しい。
ベートーベンの頭の中では、自作の交響楽が高らかに鳴り響いていたのだろうけど、
おいらの頭では、実際に音が出ないと想像つかず、でもPCで作った楽譜も、ちゃんと電子音でそれなりに再現してくれる。
自分のなんてね、小さな幸せでいいんだよね。
例えばひねったりしなくっても、C=ドミソの3音でも全然平気だ。
それだけでも僕たちはハッピーになれることもある。

#631 近所飲みの帰り、線路沿いでまた転倒する。

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Flatで作った、昨日のイントロ16小節の楽譜。Webでできるのはすごい。機種を選ばないもんなあ。
 
でワインを一杯だけ飲んで、歩いて余戸駅の近くの「彩」という居酒屋に行く。
店はほぼ満員だった。
この路線沿いの、繁華街ではないとこにポツリと有る、外からは全くわからない感じの店で、みんなおおこんなに飲んでるじゃんという感じ。
注文は全てタブレット。使い方を隣のあんちゃんが教えてくれる。
あーこうやって店で飲む酒は何ものにも代えがたいなにかがあるね。
 
(時間経過 酔っぱらい加速)
 
ソーシャルディスタンスのたもたれたまあまあ離れた隣の席のカップの絵も描かせてもらったりする。
彼と彼女と2枚。遠いので写真はとらせてもらわなかったのでそのまま絵をあげた。
二人で、写真顔の横において記念撮影してたなあ。なんか微笑ましいなあ。若いっていいなあ。
近距離じゃなくっても絵がかけることがわかったよ。
 
ひと駅分を歩いて帰るわけだけど、途中で別れ、「ダイジョーブ」と手を降って真っ暗な道を歩いてゆく。
案の定、途中で1回こけた。こけた。
帰ってみると膝から血が出ていて家人が絆創膏をはってくれた。
朝起きてみると、額も擦りむいていた。メガネは歪んでなさそう。
脱ぎ捨てたブラックジーンズ見てみると当然のごとく血がついてたよ。
 
そんな朝に、メロディが降りてくる。
 
今年も夏が過ぎ、9月がやってきてトナカイの季節が来る。
トナカイさんは 12月の本番に向けての練習を開始する、それが9月なんだろうかね。
わからないまま、
iPhoneに向かってギターを弾きながらちょっとだけ歌う。
まぁ「9月のトナカイソング」ができたら俺が転んだことを無駄じゃないってことだよね。
 
風を切って橇は走る。
君をのせて。僕をのせて。
過去はどんどん遠ざかってゆく、あの日の夢も。どんどんどんどん。
そんな歌?