だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!(2)

生きる速さで書きなぐることができたらいいのだけど・・

#640 A Small,Good Thing. その2 Naomiさんの銅版画をやっと廊下にかけたよ。

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エキセントリックに生きている人は何人か知っている。
そういった人の中ではやっぱり女の方の占める割合が多いような気がする。
男女平等とか男尊女卑とか、まあいろんな言葉があるけど、やっぱり 「男社会」というのは、いい使い方で言うと男中心の社会だけど、逆に言うと男は社会から抜けきれない生き物なのかもしれないとも思う。
Naomiさんはスーパー主婦であり、芸術家であり、まさにエキセントリックな人だった。
「誰かにできるのなら私にできないわけがない」というのが心情だったと聞いた。うん、うん。そうでしょ。
自分より少し歳上の姉御。星新一の本も借りた。石川セリのCDもダビングしてくれた。自分の落書きをエッチングにもしてくれた。 一緒に料理した。とある論客と夜の街で激しい論争を繰り広げた。
彼女が亡くなられてもう何年にもなる。
亡くなられる前数年のことはよくわからないけど、多分自分で自分の色んなことを整理して逝かれたんだと思う。
彼女がエッチングをする偉大なアーティストだというのを知ったのは、付き合い始めてから何年か経った時で、その作品は彼女の感性そのままに鋭く 繊細なエッチングだった。見せてもらって、そのうちの2点を自分は所有させてもらっている。
この一点はずっと院長室に眠っていたもので 病院には似つかわしいなと思っていたのでなかなか表に出なかった。
だけどあらためてこうやってみると、これも決して不気味な存在ではない。
なので廊下にディスプレーさせてもらった。
これから、毎朝、そして 一日のうちに何度か通る廊下で、彼女の「作品」の存在を感じながら生きていくという日々が始まるのが、なんだか嬉しいようで悲しいようで、やっぱり嬉しいんだと思う。
Naomiさん。

#639 音楽発表会中止でとほほ。

ますます楽しくなるジャズピアノ ジャズキッズ Vol.2 CD付

 
コロナのせいで5月の島村楽器の音楽発表会が中止になってしまったそうだ。
 
なんせあれだよ、会場である松前の文化センターがcloseしちゃうんだからね。
自粛で閉まるのは、県の施設じゃなかったんかい?とか思うけど仕方ないご時世だからな。
こうやって仕方ない仕方ないから、大東和戦争にまで行ったんじゃないの日本国は、とかも思うけど、まあ今回の相手はウイルスだ。
ウイルスのくせに色んなものを盗んでいってくれるじゃねえか。
飲み屋を奪って、音楽を奪って、次には何を奪うのか?
「ルパンのやつはいちばん大事なものを奪っていきました、あなたの心です」くらいのことが言えんのか!
 
どんどんボルテージが下がっていく。
滑床渓谷で損傷した右親指も治りきらない。
ピアノを弾くときの指くくりのときは激痛で、風呂桶も親指と人差指だけでは持てない感じだ。
全治4週間目になるというけど、まだなので、全治5週間かなあ。
なので毎日とりつかれたように絵を描く。
左利きだから左でApple pencilもてるもん。
我々のバンドだって、練習集まっていいのか集まらないほうがいいのかとかいじいじしていて、結局現実に移していない。
何でもいいんだ音が出せたらね。その後に美味い酒が飲めればもっといいのにな。
喜びも悲しみも奪っていく。HELPをみんな出している。
 
HELP!HELP!
 
今度「松前文化ホール」開催されるはずだったのは、クラシック系のものであり、多分ピアノの生徒さん多いはずだった。
子供さんメインで、大人は3名。
自分は子供向けのジャズピアノで参戦予定だった。
「朝日のようにさわやかに」
 
今まで人前でいちどたりとも1曲を完遂できたことがないので、そのトラウマを克服しようとエントリーしたのだった。
島村楽器の発表だから、参加費用は12,000円と高く、コロナ下だから1人が招待できる観客もたった4名という、まぁなんかこれも萎えるようなセッティングだけど、それでも演奏会に出ようと言うのだからまぁ音楽に対する情熱は熱いのである。
 
でもなくなってしまってよ。あはは。
 
今朝も一人で弾いてみました。
朝日のようにさわやかなヲヤジじゃないけどね。

#638 A Small,Good Thing. その1 古い万年筆

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ついでに立ち寄った、松山の都会「いよてつ高島屋」7Fの東急ハンズで文房具を眺める。
色とりどりのインクと、pilotの万年筆の入門バージョンがディスプレイされている。
「面白いなあ。こんなに色あると楽しいよなあ。これで絵を描くのもありかなあ。」
そう思い、帰宅して、家探しして、きっと高校の入学とかそんなときにもらった万年筆から以降を探しあてる。
モンブラン、パーカー、古くはセーラーとか出てくる。まとめてとってあった。物持ち良いよ、おいら。
一番古いのは高校入学のときとかのだろうなあ。先端にサビのようなものが浮かんでいる。
これらを活かそうと思うが、モンブランにおいては、現行カートリッジは古いサイズには合わないと書かれているし、今手元にある古いカートリッジは中で固まっている様子。
ネットで調べて、「ペリカンコンバーター」が統一サイズで合うとの記載で、amazonから送ってもらう。1267円。
それを装着して、家人の持っている、おしゃれな「月夜」という名前のインクを充填する。
ワクワクが万年筆にはかつてあった。おいらもおとなになったんだよというあのワクワク。
だから、今更だけど、使いみちのないまま何十年も引き出しの中で眠っていたそれらを、再び使おうと思う。
「A Small,Good Thing.」、ささやかだけど、役に立つこと。
そう村上春樹さんは訳した。
人生は、些細なことを少しずつ器に満たしていくしかないのだと最近よく思う。
古い万年筆が、そうであればいいと思う。
 

 

 

#637 アデュオス、アミーゴ。

 

 

どろろ 手塚治虫文庫全集(2)

 
長く見させて頂いていた患者さんがなくなると、自分の体の一部が引きちぎられるような感じがする。
 
だから研修医のとき、外来を持たされてなかった頃は、
病棟の受け持ち患者さん(だけ)が世界の大半を占めていたので、その人達とホント「共存共生」しているような感じだった、今から思えば。
その頃の患者さんたちのことは時々、昨日のことのように思い出す。
 
開業して、手術もしなくなり、そんなスタンスも少しずつ変わり、
今は外来で見させてもらう患者さんが増えすぎて、全員の詳細なバックボーンを知っているわけではないが、それでも付き合いは長くなった。
だからふとしたきっかけで訃報を聞くと色々想像してしまう。
 
透析患者さんとは2日に1回は顔合わせているので、これまた不思議な関係だと思うし、
自分は慌ただしい回診のあと、外来にへばりついているのでともかく、
自分の親以上の歳の患者さんを相手に、一日中傍らで治療にあたっているうちの透析スタッフはほんとえらいなあと思う。
 
思い出したけど、手塚治虫先生の「どろろ」という漫画がある。
 
主人公の百鬼丸の親である領主が、自分の野望を果たすために、自分の息子の体を妖怪に与えて、それで百鬼丸は自分の体をほとんど持っていないまま生まれてきたのだった。
彼が妖怪を倒すたびに、その妖怪が持っていった体の一部が、百鬼丸の体から生えてくるのだ。
その度に、彼は世の中の終わりのような痛みを感じながらも、自分の臓器を取り戻すのだった。
 
そこには喪失と再生があるんだけど、
患者さんがいなくなる時は喪失の方が大きい。
そんなことをもう何度も何度も繰り返して生きてきたし、その事にある程度は慣れていても、やっぱり最後の最後は、喪失感がすべてをさらってゆき、しばらくはそれを埋めるものなど何もない。
虚しさが残るだけだ。
 
でも考えてみれば、生きとし生けるものの最終は「死」であり、そこにたどり着くことは自明の理なのだだから、
最終到達地点の「死」の意味も大事だけど、どうやってその人(死)にさよならと言えるか、自分とその人との折り合いをつけるか、それに尽きる。
 
だからもういっぺんいうよ、アデュオス、アミーゴ。

#636 アクマが天使にkissをした

Angel

Angel at work

Angels

アクマが天使にkissをした
あの娘のおでこはとってもキュートだった
おでこは素敵のメタファーかというくらい素敵だったんだ
でもね わかってるだろうけど それだけで好きになったわけじゃないからね
 
アクマが天使に手を付けた
あの日が来ないで泣いてる天使に
このまま二人 遠くに逃げようかってなんの考えもなくつぶやいてみる
これがホントの悪魔の囁きってやつさと笑ってみるけど、彼女はいやいやとやっぱりめそめそ首を振るだけ
 
今日はほんとに大事な日だったんだよ
あの娘の上級天使の運命決める儀式の日だったんだ 台無しさ
気まぐれ神様か 神様がもともと気まぐれだったのか
とにもかくにも ぶんぶんぶん ぷんぷんぷん ぶんぶんぶん
匙投げるばかりか 嫉妬の雨と雷鳴で すべての生きとし生けるものを突き刺してくよ
 
もう楽園には戻れない
でも消えない死ねない身体も困ったものだよね
流れて消えゆくあの星のように
いっそ二人 このまま堕ちてく感じもいいかもね
 
それでもお互いねだるkissの意味を信じてみようか
信じるものが有る限り
二人はどこでも生きてけるような気さえしてきた
だってアクマが天使にkissをしたから
 
ーーー
 
「きらきら星」ボサノバ調にアレンジ中。
なぜか、アクマが天使にkissするという言葉が、するりと。
それだけ。

#635 細い雨が降っている、久々にオキュラスを装着する朝。

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あゝだいぶ喰いかけの写真だなあ^^;
 
 
昨日の夕飯の話。
 
子供の頃、寒い日、屋台での買い物。
ホント安いソーセージと申し訳程度のキャベツ、
トースターで焼いたホットドッグに、おっちゃんがマスタードとケチャップを垂らしてくれたのを頬張る。
あの味は忘れられんなあ。
でもおんなじシチュエーションでも、としとった今は無理だろうね。
 
で、
 
ホットプレートで「ホットドッグ」をと思うが、疲れて追加の買い物を断念して帰宅。
キャベツをクイジナートの1mmスライサーで切って、
全粒粉と強力粉とそのキャベツでお焼きにする。
そいつをベースに、
傍らでソーセージ焼いて、
気分的には、お焼きの上にソーセージ乗っけて、辛子とケチャップのせてかぶりつく「脳内ホットドッグ」のイメージ。
実際にはバラバラで食べましたけど。
 
砥部(協和酒造)で買った、日本酒ベースの「秘蔵梅酒」をソーダで割って1杯だけいただく。
澄んだ味だ。
 
オキュラスでまた運動を再開しようと思って取り出すが、放電しており、充電を開始して、夜中近くにやっと起動。
なので結局、晩御飯の片付けと犬の餌やりのあと、
オキュラスくんの傍らで、ギターと作曲。
 
「きらきら星」をボッサにできんかなあと思いつき、稚拙な技を繰り出してみるのだが手詰まり。
 
もう寝る時間だよ。
 
夜中は夜中で、変な夢で朝が来たのでした。

#634 真っ黒な肝臓は脂肪肝の証

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昨日のHP料理の最後の一品。
 
昼間とった体幹部CTで、体(肝臓!)が脂肪だらけなことが判明(わかってたけどね)、
エコー検査では毎年指摘されていたのだけれど、
腹部CTはほとんどとったことなかったので、こう目の前にリアルな証拠を突きつけられたらぐうの音も出ない。
さらにショックだったのは、血管の・・ちょっとだけど石灰化もあったことだ。Oh,NO!
根っからのインドア人間の自分は調子に乗って、
音楽やらお絵かきの時間ばかりを肥大させており、
60歳も超えて、50代からの疾走期がそろそろ終わって、円熟期の扉が見え隠れしてきたかなあという感じもありーのだったけど、
もう目の前真っ暗ですね。
料理もホットプレート買ってから遅まきながら粉物に目覚めたし、
ワインもお取り寄せするようになったしなあ、
と、ぐるぐる走馬灯のようにまあいろんなことが廻るわけである。