だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!(2)

生きる速さで書きなぐることができたらいいのだけど・・

#156 音楽と向き合うということ。

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ヴァイオリンをはじめて、1年半とか経った。

昨日はそういえば今年最後のレッスンだった。
「来年も音楽の1年にしましょう」と軽やかに先生は言われた(ちなみに27才女性であります)。
 
音楽の1年かぁ・・
いろんなものをやりくりして、音楽の時間を捻出しているんだけど、邪念が入ったり疲れがあると、下手なりにやっぱりそれらは音に出てくるのである。
だから、なるべく音楽の時間の周辺には煩わしいことは入れたくないのだけど、それは無理な話で、まあしどろもどろしながら楽器に向かうことも多々あるわけだ。
誰かが言ってた、苦しくってもそれから離れないようなものを選ぶことが大切だ、って。
音楽は若い時は常に身近にあったような気がする。
いつの間にかそれが遠ざかり、また最近になって少し戻ってきた。
だけど昔と違って、最後の火を灯すように、最大限の努力を払って、死守して取りくまなくては消えてしまいそうなのが、今の自分の「音楽」というか、実は「音楽環境」なんだ。
だからね、「いいですよねえ、好きなコトやって」と皆さんに言われるようなそんなにスマートな話でもないんだな、実のところ。
 
で、最近新しい楽器も手に入れた。
イタリア製の2013年モデルだ。
素敵な楽器だ。
これを手に入れたことでまた一つモチベーションを上げようと思うのだが、人間そうそうかわれるものでもない。
まあ彼女のためにもね(violinは昔っから女の子と相場が決まっている^^)、がんばらんとね。
 
そのヴァイオリンで、所属している「伊予医師会」で、先輩の先生方と余興で、
先日のこと、ビートルズの「Here Comes The Sun」を演奏したのだった。

で、それまで子供時代から使っていた楽器を、
たまたま見た同窓会会報の記事から、愛媛大学医学部の室内合奏団に寄付することにした。
この楽器が誰かの役に立つといいね。
 
それにしても、小学校で中断して二度と弾くこともないはずだったヴァイオリンをまたやりはじめて、それも本腰入れようだなんて、
昔のおれに教えてやりたいよ。
一笑に付されて信じちゃくれんだろうけどね。