だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!(2)

生きる速さで書きなぐることができたらいいのだけど・・

#223 久々に1人で夜の街を徘徊しました^^;

久々にお一人様で夜の街をふらついた。

年に一回くらいこういった突然の機会が訪れる。

普段はいわゆる飲み会だったり、研究会のあとの流れだったりするからねえ。

 

一昨日がそんな夜だった。

日赤の勉強会が予定より早く終わり、1人で、一番町の方に向かって平和通をよぎって歩き始める。

そんな時、おれはどこに飲みに行こうかなと考え、考えた挙句に、ひとりで行ける店ってなかなかないことに気づく。

それでも、意を決して訪れてみると、酔ったおっさんにみな優しい。そりゃ商売というのは前提としてあるにせよ、優しくされて隣のお客さんたちとも打ち解けて、杯を重ね、おっさんはまたハイになって、次の店を目指すのだった。

てな感じで、結局いつもと何ら変わらず深夜までお一人様の酔行は続いたのだった。

 

そして今こんなふうに思っている。

飲みにゆくのは、結局どういうことなのかって言うと、「ヒトに会いに行く」ってことなんだよなって。カウンターのこっちと向こうで立ち位置は違うけと、その中で働いて接客してくださってる彼や彼女に会いに行くってことなんだな、って。だって酒と料理だけを媒介として成り立っている人間関係なのに、奇跡のように何かが成立するんだよね、その夜にね。

それを単なる酔っぱらいの理屈として受け取ってもらったのでも結構。酒飲みのルーズな理屈だってないわけじゃないんだからね。

でもね、最近ね、まだまだ会ってじっくり飲み明かしたい人たちが、この歳になってだよ、増えてるっていうのがね、自分でも信じられないんだよね。どうなってんだろうね。ほんとこの街で何十年も生きてきてよかったよなあ、そう心の底から本気で思ってるんだよ。

 

最後に辿り着いたスナックで、また獣医の先生の生ギター弾いて歌ってたら、当の先生が現れたりして、嬉しさはまた倍増でしたよ。