だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!(2)

生きる速さで書きなぐることができたらいいのだけど・・

#300 歩いた分しか進まない。

 
楽しいことは一瞬で終わる。
そのためになんだか徒労ともいえる仕事を神はわざと与えてるんじゃないか。そんなふうに思う。
お前おごりすぎだろ。
こうやって温かいおまんま喰ってエラそうなこと言って旨い酒を飲めることをありがたいと思いなさいよ。
ありがたいとは思ってる。
でもまだまだだ。まだまだだろ。こんなもんじゃないよ。
 
おれの墓標、そんなものがあるとしたら、そこに通りすがりの犬がションベンかけてくれてそれからそっぽむいてあっちの方向に行ったとしても、それはそれでよし、まったきってもんだろ。
おれはおれのことをこのおれがないがしろにしてるんじゃないかって、それだけが今の心配事かな。
自分を縛るのもまたたしかにこの自分だし、自分を解き放ってやれるのもこの歳になると愛じゃなくって自分なんだ。なんかちょっと淋しい話だね。
でもね、自分を軽んじる奴はきっと他人のことをも軽んじるだろうからね。
 
久々にキヨシローの歌を聴いた。
キヨシローはどこにいてもきっと歌い続けているんだろうと、感じることが、再認識することができた。
だからおれのベッドが空白で満たされていても何の問題もない。
空白は埋められることにしか帰結しないだろうから。
コードが最後にはトニックに帰っていくように。
それにしても音楽理論はちんぷんかんぷんだね。
 
去年の8月からクビが曲がらんようになった。
はじめは数ミリの感じでしか動かず、左肩に鉛が乗ったみたいだった。
今でもちょっと無理すると、左肩がずしりと思いが、それでもクビは回るし、上をなんとか見上げることもできる。
なもんでぼちぼちですけど、walkingはじめましたよ。
あはは。
歩いた分しか前に進まないんだよね、いやあ、まったくねえ。