だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!(2)

生きる速さで書きなぐることができたらいいのだけど・・

#487 雨の風の中、「第12回全国土佐和紙はがき絵展」で賞をいただいたので見に行ってきましたよ。2019/03/21

娘と一緒に松山市を朝の7:30出発。
雨の中を高知まで。
アルバイトの先生が来てくれている今日しかなかった。
川之江から高知に向かう途中は、霧とカスミと風と雨で、運転は大変だった。
google mapくんの言うとおりで、9時半に「いの町紙の博物館」に到着。
 
さっそく3Fにあがって、「第12回全国土佐和紙はがき絵展」595点の全作品を見る。
 
自分の作品が、賞をとることができて(「くにさわいの店賞」というもの)ると、やっぱり熱の入り度合いは違うわけで、何周もして、自分の作品も当然何回も見るわけだけど、ホント感慨深い。
 
ちなみに、去年は初のエントリーで、筆ペンで描いた美女の絵が「入選」だった。
たった1年のタイムラグなのにずいぶん遠くまで来たなあ。
 
見てると、なんでこの作品が選から漏れるのだろうという超絶のものもいくつもあったり、
逆に言うと、自分の作品がなんで選んでいただけるんだろね、というようなよくわからない側面もあったりですけど、
選んでいただけたのだから、そりゃあまあいいんだろね、と自分に言い聞かせる。
まずは参加の機会を与えていただけたことに感謝で、それにもまして選んでいただけたのは心底嬉しい。
 
素直に喜べよ、ってことよね。
 
5枚セットのはがきで5点応募して、
うち一点の「NANAKO S.O.S.」というタイトルのものが入選でした。
NANAKOちゃんのもでるはななこちゃんで、吾妻ひでお先生の漫画にも引っ掛けたりしているわけで、愛媛での酒の席のそんな他愛もない話とお絵かきが、こうやってどんどんあとを引きずってゆき、高知の美術館の壁にはられているというのも面白い。
 
実は、「お絵かき」に関してはいま結構ジレンマの時期でもありまして、
pixivのWeb講座を粛々と進めてたり、ユニクロのチラシの模写をしたりと、いうような感じではあるのだけど、こちらのdirectionも定まっているわけではなく、どこに到達しようとしているのかは自分でもわからない。
 
まあ、でも、一歩ずつ歩んだ足跡が、絵になるので、続けるだけだよね。
人生とおんなじようにね。
 
絵と自分と酒と、いろんなもので自分に関わってくださった皆さんホントに深謝です。
 
またどこかでお会いできて、絵を書かせていただくことが、自分のpleasureです。
 

#486 お絵かきと、pixivと、料理と、寺田克也さんとか。2019/03/19

 
思うところあってpixivのウェブ講座でまたキャラクターのデッサンの練習をしている。
今は「何頭身」とかを書く練習をしているけど、
少し前は「モルフォ人体デッサン」という本で、円筒を使って人体を作るというのをコツコツとやっていたなあ。
その頃から比べるとちょっと進歩したような気もするし、進歩してないような気もする。
 
目の前に女の子がいて、彼女たちのラインを紙の上に描出するという作業は楽しい。
酔っているとなおさら楽しい。
そんな作業のうちに盛り上がって、
先日もホントうちの娘くらいの年齢の女の子たちと盛り上がった。
あら、また話がそれたな。

自分の中に潜んでいるものを探し出して、形にするという事は、それよりはなんだか抽象的で難しい。
何もないところから作り出すというのは自分の頭の中との勝負なんだ。
自分が何を欲しているか、それを認識できるか否かということなんだけど、この薄っぺらの頭を枯渇させんためにもあがこうとは思う。
その混沌をiPadの画面とか紙に表して色をつけて自分の納得いくものにできるようになる日を望んで、スキルを上げる練習をしている。
師匠はいない。いや、すべてが師匠とも言える。
 
だから、全部音楽とか料理とかと一緒のことなんだよね。
ものを作り出すって事は。
 
そんな気がする。
 
そんなわけでその日の晩御飯は、トマトソースのパスタに燻製肉をのっけていただく。
トマトとにんにくと鷹の爪、このシンプルさの中に、りんごも加えてみるという邪道。イタリアのマンマの味だって。りんごもきっちり溶け込んでました。
後は野菜サラダ。
 
敬愛するアーチスト寺田克也さんの「PAINTERBON!」と言う本を購入した。
かなり古いので、中古300円でアマゾンで買った。オールカラーなのにね。
当時、寺田さんは、ペインター6を使用しており、
で、その当時はそのペインターというソフトで、
チョークとと水彩だけで、
レイヤーもほとんど使わず厚塗りだけでやっていたそうだ。
勉強になるような全くわからんようなそんな感じで勉強してます。
大友克洋さんとの対談も、ちっちゃな字で載ってる。
 

ペインタボン!

#485 Staub料理はやっぱりなんかいいよなあ。しんすけsキッチンmemo。

 
相変わらず絵の練習はしているが、なかなか方向性が定まらない。
自分の技術レベルは「20」くらいなのに、デジタルの絵師たちのレベルをめざそうなんぞ思うのだから仕方ない。
 
でもね、焦燥感に苛まれながらも、地道にやるしかない。
 
そんなわけで、あっという間に休日の日は落ちかけて、
買い物にゆこうと準備はするが、結局は冷蔵庫にあるありあわせで夕食をつくることに。
 
それでも結構品数は増えたな。
 
鯖の缶詰とキャベツのぶっといサンドをと思ったけど、キャベツの代わりに残りのレタスで。
このたぐいのサンドって、整形がむづかしいよなあ。
ラップでくるんでそのままナイフで切ったけど、きっともっといい方法があるはず。
 
煮込みには、ちびstaubと真っ赤なstaubくんが活躍してくれる。
無水調理はいいよねえ。
じゃがいもの味付けは、梅干しにバターのみ。これはいけるわ。
 
そして、最近ちょっとハマっている燻製シリーズ。
肉の燻製って、縮んで、味も濃縮されて、ワクワクが詰まってる。
 
じゃがいもの梅煮(Staub
乃上のパンで鯖レタスサンド
卵とチーズの燻製
イベリコ豚(加熱済み)の燻製
しいたけのアヒージョ(Staub

#484 しんすけsキッチンmemo 「おからパウダーのとんかつ」とか。

朝からピアノを弾いて、バイオリンを弾いて絵を描いた、
とスタッフに言うと、
「優雅ですね」と言われる。
 
実は花粉のせいだと思うのだけど、くしゃみと鼻水で、必ず5時前ぐらいに一度覚醒してしまうのだ。
そこでまた寝られればいいが、寝られない時は起き出してしまう。
その隙間時間を有効に利用するためにも、いろんなことをしているだけのことだ。
 
ご存知のように、いろんなことに手を染めているが故に、時間がいくらあっても足りない。
(これは現代人誰しもが抱える共通の悩みではあるけど、みんな自分の人生に「死」という概念がないかのように生きてる気もする)
 
Siriに「 20分タイマーね」とか言って、
その決められた時間の間に、いろんなことを次から次にやるのだ。
ほんとに貧乏性だな。
 
昨日の夕方は、30分相棒というか弟子とギターの練習をして(教える?)、
ギリギリでバイオリンのレッスンにゆき、帰宅してから、晩ご飯の準備。
 
ふと冷蔵庫のものを整理していて、賞味期限のおからパウダーあったので、それでとんかつにして見ようと思ったのだ。
おからパウダーは非常に目が細かいので、サクサク食感のあるパン粉とんかつとはちょっと違うけど、
これはこれでおいしいかな。
1人2枚でいただきましたよ。
ちっちゃいしいたけのアヒージョ風と、カテッジチーズの野菜サラダと、佐賀のいちごかな。
しんすけsキッチン。
 
そして、また取り憑かれたように寝る前に絵を描くわけですよ。なはは。
 

#483 デッサン用のシャープペン(KOKUYO鉛筆シャープ)を購入(シャープペン買うなんて何十年ぶりだ^^;)

 
鉛筆の描き味を取り戻そうと、思った。
やはり、デジタルの板に、Apple pencilで描くのは、腕は別として味気ない。
いろいろ調べると、まあ今の世の中はシャープペンも多彩ですね。
 
これなら高いロットリングなんかいらんよなと、
マアマア太めの「鉛筆シャープTypeM」(KOKUYO)0.7mmを「東急ハンズ」で試し書きして決めました。
2Bのタッチは実にいい。飽きるまで使うと思います。
 
以前は、似顔絵描きで、
やはりMITSUBISHI UNIという鉛筆より太いのを使ってたんですけど、
これは経年劣化というか、紙と紙が擦れて、鉛筆描画部分がだんだん擦れてぼやけてくるので、他人様になかなかさしあげにくいという欠点があったので、やめてしまったという経緯でした。
 
まあ今度のも鉛筆には違いないので、それを本格的に、一本のラインで、「本描き」にするという作業が必要ではあるんでしょうけどね。
 
 

#482 仏、座して語らず。 奈良旅行2日目(2019/03/03)

(ふと思い立って、万年筆で20分位かけて描く)
 
落成した、興福寺中金堂。
 
家族旅行の奈良二日目。
釈迦如来を囲んで、菩薩と四天王。
 
そして仏は座して語らず。
きっと救いなんてどこにもないのだ。
ヒトを助けるのはヒトで、でもヒトを裏切るのもヒトだ。
この寺も何度も焼かれ、多くの血が流れた。
でもやはり如来を見上げて、誰もが手を合わせるのだ。
 

 
 

#481 九条ネギの揚げ包み焼きとか、まあ、ほっといても来る結婚記念日とか。

 
最近は患者さんを看取るときに、「ご臨終です」とつげたあと、「よく頑張られましたよ」と言うことが増えているような気がする。
その時はほんとにそういう気持ちで言ってると思うんだけど、時が経って思い起こすと、ほんとに自分はそう思っているんだろうか?これは職業的常套句なんじゃないだろうか?とかいろんな邪念が入ってくることもある。
死亡診断書を書く時に、その患者さんの病歴を見て、その方の人生をたった多分数百字程度にまとめてしまう。
釈然としない。でもそうやって生きてきた。今からだってそうやって生きていくだろう。
いいとか悪いではなく、居場所がどこにもない。なんだかそんな気分になることだってあるんだよ。
 
 
多分日本人はみんな油揚げ好きだと思う。
 
油揚げの中にチーズ入れて焼くのとか、油あげの表面に醤油はけで塗ってカリカリにトースターで焼くとか、今思いつくだけでもいろんなバリエーションがあるな。
高知の居酒屋で食べたのは、明太子塗って焼くやつだったね。あれはうまかった。あのとき一緒に飲んだ、高知の患者会の会長さんはもういない。彼も突然死んじゃったんだよんなあ。
そういえば、いなり寿司だって油揚げの中のご飯だしね。
 
今回は「九条ネギの揚げ包み焼き」(九条ネギなかったので、出雲の「神ネギ」というのに変えたけど)を作った。8mmくらいに切ったネギを味噌と和えて詰めて表面を炙るというものだ。味噌をもうちょっと薄くしたほうがよかった。味が濃かったかな?次は味噌とマヨネーズとかもいいかもね。
 
主品は、先日旅行の帰り、伊丹空港の「ノースショア」で食べたサンドイッチを真似して、具だくさんのサンドイッチを作ってみたけどなかなか、成形が難しい。今回のはツナとサーモンがタンパク質でした。パンはグリルで焼いてみた。
ところでパラフィン紙なんかどこで売ってんだろうね?
 
そしてイベリコ豚のソーセージのスモークもつくった。
カセットコンロで、チップ入れて8分で置くこと3分。
そういえば、最初に、Staubでくつくつりんごのコンポートも作っときましたよ。
まあ、忙しさの隙間、それでもマアマアの手間をかけ、娘にも手伝ってもらっての、これが35年だか36年めの結婚記念日のうちごはんでした、よ。