だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!(2)

生きる速さで書きなぐることができたらいいのだけど・・

#326 昨日は、仕事を終えてから、violinを持って出かけたんだ。

細かい雨が降り続いている。
今日は一体何の休日なのか、よくわからん。
心のなかにも水が染み込んでるみたいな気分だけど、それは決して悪い気分でもない。
なんだか妙に力が抜けてダラッとした感じなんだよ。
もちろんまだ昨夜のお酒が抜けきってないっていうのもあるんだけど、それだけではない。
 
昨日はウクレレバンド「オルオル」さんのライブにお邪魔させてもらった。
2ヶ月ぶりだ。
 
今、SAXの方でもだけど、アドリブの入り口をウロウロしてる。
メロディラインを崩すことからはじめて、次にはコードトーン(コードの構成音)を読み取って並べるという作業をするのだけど、これがワンパターンでなかなかうまくいかない。
でもそれまでは、アドリブと言っても、自分で作って用意して譜面に起こしたものを練習して、本番でそのとおりに弾いていたので、真の意味のアドリブとはいえなかった。
今回は基本メロディは決まっていても、その場のノリで崩したり、全く違う旋律にしたり、とかもしてみた。
もちろん、そこに至るまで、自宅では、バックトラックをエンドレスに流して、それに乗って、即興で演奏し、あら繋がらんねえとか、試行錯誤を何十回も繰り返した挙句なのだけど。
それでこれくらいの演奏かよ・・と言われたらそれまでなんですけどね。
 
今回「Over the Rainbow」を弾いた。
ウクレレのお二人が胸を貸してくださり、ゲストというかウクレレ習ってる実はピアノの先生をされてる彼女がピアニカでバックアップしてくださった。
とても気持ちよく演奏できた。
観客の方に「腕上げたわねえ」と褒めてもらい、いい気分。
練習の成果がちょっとだけでたんだと思う。
ジャズという音楽の正体は今も不明だ。
でも、そのワカラナイものの入り口にはなんとかたどり着けたのかもしれない。
 
ライブのあとはいつものようにお客さん同士で酒飲んで話して、
そんでバイオリンを入り口にして知り合った彼女と、ふたりでまた飲みに行った。
実は行った先のお店も、僕達だけだったので、ちょっぴりバイオリン弾いたりしたのでした。
厚かましい客だよなあ。
もちろん、彼女の似顔絵と店に入ってきた猫の絵とをコラボして描かせてもらったりして、昨日も楽しい夜でした。
 
日本人アーチストのボブ・マーレィCDをiTuneできいたたらこのセリフにまたまた立ち止まったよ。
 
My feet is my only carriage
 
ご存知「No woman no cry」の一節だ。
そうだよね、おれの足はまだまだおれをどこかに連れてってくれるんだろう。
そう考えると楽しいしワクワクしてくるじゃないか。
そうか、この力の抜けた感じっていうのは、もしかしたらなにかをやり遂げた達成感ってやつなのかな。
 
あはは。