だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!(2)

生きる速さで書きなぐることができたらいいのだけど・・

#399 機構専門医制度の案内が来たよ。 15:46

pier3

日本泌尿器科学会から専門医更新についてのご案内が来る。
一応目を通して、途中で挫折する。ムツカシスギルワ。
 
自分は2017年の4月の更新なので、次回5年後となると2022年になる。
そうなるともう専門医機構専門医の選択しかないわけだ。
指導医については一回は取ったけど、その後は開業して基幹病院では働いてないので、一回でパーになった。
それまでは大学とかにいましたからね。これも変な制度だけどね。
そもそも専門医というのは、誰のための何のための制度なのかというのがいまいちはっきりせず、患者不在で走り続けてる気もするけど、そんなこと、もうおれには実際は関係ないことなんだよな。
そんな日々だけど、それでもなんか資格があった方がいいなと思うのは、ケチくさい貧乏ったらしい男である所以なのである。
 
長いこと大学に勤めて、結構ちやほやされて(今から思えばですけど)、
それから日赤に行ってボコボコになって、それからあまり知る人のないこの土地で開業した。
自分の腕もまずまずだとか過信していたので、来てくださった患者さんから「お前はどこの誰ぞ、よそもんが」みたいな感じでボコボコにされて、愛媛大学に長いこといたんですよと言っても、そんなことは屁の突っ張りにもならず、自分は今まで、医局とか・大学とか・なんとか病院とか、そんな後ろ盾だけで生きてきたんだだけなんだ・・ということを嫌というほど思い知らされた。
それでも、へこみながらも日常診療を続けていてもう18年経つと、今ではなんかこの土地に生まれてからいるかのように患者さんに接してもらえる。
おかげさまで患者さんの数もまだまだ増えている。
それは、でも自分が作りあげきたものだと実感できるので、まあ文句も多いけど、なおさら力が入るのである。
そういうのを人生って呼んでもいいんじゃないのかな。
 
今回からは、診療実績という臨床のレポートもいるわけだけど、ラッキーなことに専門4回目以降の更新者では診療実績は免除になっていた。
調べてみると、自分もそれに当てはまるわけで、これもラッキーというか年の功なだけのお話。
いっそのこと、開業医はもう専門医の更新せんでええよとか言うてくれたらいいのにね。なはは。そのうち、泌尿器科専門開業医とかなんていう「臨床」の制度ができたりなんかしちゃったりしてね。そこまで財源は豊富じゃないか^^;
 
今後は、こんな風にblogはショートな長いtweet風にでもしようかなと思った次第。
でもこれも前も思ったことあるなあ。
進歩ないなあ。
 
キヨシローはかつて歌った、
おれは河を渡った、渡った、渡った。Baby.