#663 5W1H
■昨日も、頭を使わない人に数人出会った。
右から左へ流すことになんの疑問も抱かない人はそこの場所から出ることができないし、その場所に居続けることになんの疑問も抱かないのだろう。
「こう言われたんですけど今後はどうしたらいいんですか?」
「これは(データベースの)項目増やしたらいいんですか?」
どうしてこうなったのか、だからどうするのか?とか、
データベースの持つ汎用化の意味とかに関してちゃんと考えた上でその提案なの?
個々のシチュエーションの検討は割愛するけど、まあそういうことを言った。
そういう輩に限って私は頭悪いからなどと思考停止フレーズで応戦してくるのだけど、
ネジがないのではなく、回転させることを怠っているだけなんだよね。
■開業した頃スタッフによくいった。
指示を求めるのはわかるけど、
どういった理由でそれをするのか明らかにしてからそれを記載しなさい!じゃないと何も残らないよ。
もしまた同じことがあったときに一からのやり直しになってその度に右往左往するだけでしょ。
そしてレトロだけど、新聞記事の5W1Hを引き合いに出した。
これが最低条件だと。
その考えは今も変わらない。
いつwhen誰がwhoどこでwhereなにをwhatどういった理由でwhyどのようにhowしたのか。
なんてシンプルで力強いフレーズなんだろう。
今ではある程度その考えは浸透している(そう信じている)ので、
スタッフはこれこれなんでこうしたいんですとちゃんと言ってくれるし、
カルテにもそう記載してくれるようになった。
嬉しいし、そう言ったことを繋いでいくのが教育だとも思う。
■自分が何者かなんてわからない。
それは人間存在死ぬまでそうだ。
そしてなしえることなんてちっぽけだ。
織田信長のことだって世界中の人間が知ってたわけじゃない。今になってあれこれ言われてるだけのことだ。
でもね、生きているうちには頭をフルスロットルで回せよ!ってことです。
まわしてもまわさなくっても、偉くなろうがなるまいが、同じといえば同じだし、
流れ着くところはところは火葬場の灰だってことに関しては誰しも同じだろう。
それでも、と、おもう。
思わないか?
【P.S.】
今、
莫迦は死んでも治らないという言葉がよぎったけど、ほんとか?
ほんとか?
ほんとなのか?