だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!(2)

生きる速さで書きなぐることができたらいいのだけど・・

#523 「華戀(かれん)のテーマ」(original)を作り上げて、デモテープを作る。マスターベーションやな、これって^^;

iZotope ポータブル・マルチトラック・レコーダー Spire Studio

iZotope ポータブル・マルチトラック・レコーダー Spire Studio

 

 

やあ今は音楽に一生懸命の感じだね。
 
仕事一段落して外来でギター片手に作詞作曲の続きをしていたら、
病棟の看護婦さんが大きなアマゾンの箱を持ってきてくれた。
 
早速、amazonさんから新しい Bluetooth スピーカーが届いたんだわ。
ANKER MOTION+というものだ。
最近の物に違わず説明書がほとんどないので、最初のブルートゥース接続までちょっと時間を要したけど、まあ接続は何とかできた。
 
作曲にはiPadアプリの「Touch notation」という楽譜作成アプリを愛用しているんだけど、いまだに反復記号とかが理解できんでいるけど、今回はフル演奏するように、 codaとかも使ったよ。
(これってkawai楽器さんが作ってるソフトなんですよね。素晴らしいです!ありがとうございます。
そのデジタル楽譜を演奏させたものを流して、 bluetooth スピーカーから出力して、
それをSPIRE Studioに入れて、
そこから、ギター2回とボーカルかぶせて多重録音して、まあ稚拙ではあるけど4トラックかぐらいのデモテープを作った。
そして最後にギターを叩いてリズムも追加してみる。5トラックじゃん。
失敗もそのまんまでありますけど。
vocalねえ、 お風呂で歌うみたいにリバーブをちょっとかけたりしてごまかしてみたりもしてみる。
いやあ、なんて云うか、自分で作った歌なのに、なんて難しいんだろう。
昔は作詞から考えてたけど、
最近はぽっと出てきたフレーズをちょっと心の中に染み込ませて、それからそれを核に作曲を先にするようにしている。
♯とか♭とかひねって悦に入ってたんだけど、楽器と違って、自分では歌えなかったので、だいぶ省いたんだけどなあ。
それでもむつかしい。
ボーカルはまた別才能だね。
 
シンガーのSIONがね、自分の部家の中にスタジオを作って、そこで宅録をして毎年毎年 CD を出しるんだよね。
「Naked Tracks」というんだよ。
それがすごいなと感心していた。
ちなみにSIONは俺と同い年だ。 そのスタジオは飛行舎という。
 
自分は外来に iPad を二つ並べて、 bluetooth スピーカーおいて、 SPIRE Studio 置いて、アコギを手に抱えて、それで完成。
おお、俺のスタジオだよ!
どこでもいけるじゃんか?これっ?
っていうことが分かった。
 
いやあなんかいいね、新しいこと。
誰かに褒められなくてもやるって事はね。
嬉しい嬉しい嬉しい。
 
そんなわけでできたよ、デモトラック。
今年から、なんとギターのユニットを作ってゆるゆるだけど3人でやってる。
演奏の後とかに飲みながら言ってた我々のテーマソングを、有言実行にやっとして作り上げたんですよ。
「華戀(かれん)のテーマ」!
 
きっと今夜の酒はうまいぜ、いえい!
 

不揃いのステップ

 

#522 うちごはんだね、やっぱり。(しんすけsキッチンmemo)

昨日は台風で1日うちににいた。
やりたいこと、やらなければならないことのまあ20%程度の達成だった。
そんなもんだろ。
 
昼はぶっかけうどんを作って食べた。

 
夜は夕食の当番は家人だったのだけど、冷蔵庫に「バターナッツ」という変わったひょうたん型のかぼちゃがあったので、それでポタージュを作ってみた。
アメリカ製のバイタミックスという優れもののミキサーがあって、これでなんとポタージュスープができてしまう。
今回は、玉ねぎとバターナッツを煮込んで、ある程度柔らかくしてからミキサーに入れたけど、
もしかしたら、少量なら生のままでスイッチONでももいいのかもしれない。
これが、牛乳も生クリームも入れてないのに、なかなかクリーミーで美味だった。
フェンネルと粗挽き胡椒をかけていただく。ドイツワインとともにね。
 
今朝、残りを冷やしたものを飲んだら、これまたさらにクリーミーになっていた。

 
こんな 終戦記念日やら台風の時に言うのもなんだけど、
日本とアメリカが戦争するのには無理があったのだなと思わされる感じですね。
でも、大東亜戦争って言うんですか?太平洋戦争って言うんですか?第2次世界大戦って言うんですか?
その記憶を持っている人は本当にめっきり減ってしまった。
90代の患者さんが時々 志願したとかいう話を口にするぐらいだ。
 
朝から紹介状骨を5通書いて、やっぱりやってくる外来のなんだかよくわからない患者さんに対応しているともう昼だ。
 
人生は短すぎる。
 

#521 新しいbluetooth speakerをやっと決めたよ。

 
iLoud(bluetooth speaker)が壊れた。
IK Multimedia iLoud 多機能ポータブル・スピーカー【国内正規品】

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それに気づいたのは、我々(DAWNIST=日本名・夜明け前)の単独ライブが終わってしばらくしての、7月のことだった。
 
アルトサックスとトランペットのユニットである我々「DAWNIST(夜明け前)」は、合同練習は自宅と大街道のカラオケ店「まねきねこ」で行なっていた。
カラオケ店に Bluetooth 接続のスピーカーを持ち込んで、それにiRealPro(すぐれもののjazzカラオケ再生アプリ!)の音源を再生しながら、二人でサックスとトランペットの練習をするのだ。
カラオケ店は当然場所を借りるだけで、後はお茶を飲むぐらいだ。
そうやって月に1回から2回程度、約2時間の練習を重ねて、我々は成長していった。
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風邪で声が出なかったあの日、6月28日のライブの前日も、ヘロヘロの体を引きずって、大街道の「マネキネコ」に練習に行った。
一曲ずつさらっていったが、途中でスピーカー(it マルチメディアのiLoud)がプツンと途絶して、何も反応しなくなったのだった。
その時は充電が切れたのだろうと安易に考えた。
 
困った、困った、困った。
 
相棒からの提案もあって、鞄の中にがAirpodsがあるのを思い出して、スマホの音源をAirpodsに流して、片耳ずつイヤホンはめて、それで二人で演奏したのだった。
 
いいこと思いついたね!
 
その時相棒は、これがあれば次からいけるかもしれませんねと、言った。でも片耳だけの再生ではなかなか音が拾いにくく、合わせるのはやはり大変だと思ったりもした。
 
そして、ライブが終わった。
 
その後もスピーカーはうんともすんとも言わかったのだけど、 どうしても使う という機会もなかったのでまあ安易に考えていた。
これは本当に壊れてるんじゃないかなと思ったのはやっと落ち着いた7月18日の夜だった。
 
それで購入した楽器店に聞いてみた。
聞いてみるとなんと、購入後1年以上過ぎてからは 修理を受け付けないと言うではないか!
1年間は新品との交換で、それを過ぎると15%オフで新品を販売するらしいですだって。
そんなあこぎな返事を頂いた。
 
アンビリーバブルだ。途方にくれた。
楽器を演奏するのにやっぱりヘッドフォンで音楽を聴くよりは鳴らしてやった方がいいに決まっている。
自宅での演奏はまあいいのだけど、そして演奏する場所でも最近はアンプにつながせていただけることになっているのでまあいいかもだけど、後は練習の時だね。
困ったね。それにしても本当に困った。
なおして末永く使うなんて時代は終わったのだろうね。
 
でもこの Bluetooth スピーカーは、ギター端子も繋げるとか 、iPhone のアプリをつないで一応音源をミックスすることができたりという、非常に多機能で よかったのだけど、もうそういったものをスピーカーに求めない方がいいのかなと・・・・ほんとにほんとにほんとに落胆してますよ it マルチメディアさん。
 
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それから長い長い年月が経った。
宇宙に平和が訪れたのかどうかは誰にもわからない。
でもとにかく長い時が過ぎたのだ。
 
なんかサックスからは遠ざかっている自分も、やっと本腰を上げてBluetoothのスピーカーを選ぶことにしたのだった。
だって、台風だし、今の所風は大したことないけど、家にいる時間が長いので、懸案事項を一つずるでも片付けんといかんからね。
最初は4000円くらいの安いのを考えたけど、あまり安いのでは音が割れたり練習に使えなかったりする可能性がある。iLoudバックにフレンチレストランでバイオリン弾いたときも、宴会の音にバックの音は容易にかき消されてたもんなあ。
少々重たいのはまぁ構わない。
と試行錯誤して、2時間位かかって、今回は以下の商品を選びました。10999円。
(iLoudよりずいぶん安い。個人発表用にはミニPA買う予定^^;)
 
アマゾンさんから届くのが楽しみです。
 

#520 夏休みの読書 「笑う山崎」(花村萬月)

笑う山崎 (ノン・ポシェット)

 
久々に本をじっくり読もうと思った。
 
日常的には時間を切り貼りして生きているので、読書にまとまった時間をとることはほとんどない。
(ほんとないねー)
まとまった時間といえば、寝るときと、外来で診療している時間と、無駄なのか有益なのか皆目検討もつかない飲酒宴会の時間だなあ。
 
それで選んだのはなぜか古い本だった。
 
奥付を見てみると 平成8年10月20日初版第1刷発行と書いてある。
この診療所を始める2−3年前なので、愛媛大学に勤めてた最後のヘンかなあ。まああの頃も違った意味ですさんでたかもしれない。いまよりも(苦笑)。
 
花村萬月さんの「笑う山崎」というハードボイルドというか極道のストーリーだ。
 
山崎はヤクザには似合わぬ色白・非筋肉質体型のヤクザだが、残酷無比冷徹なこと限りない。
京都の組を揺るぎない存在に変え、関東のとある組の目付としてやってきた。
小説内ではとても映像化できないような酷い拷問シーンが延々と描写される。
これに比べたら「東京喰種」のカネキ君のシーンも、彼の倫理観のステップアップがあるから可愛いかも 、てなくらいだ。
冒頭からフィリピーナのマリーの鼻を潰してから求愛する。病室でいきなりセックスを始める。そのくせアルコールはからっきし駄目で、それでもビールを飲んで「アイシテル」を続けて、気を失ったりする。他の場では気を抜かないのに、彼女にだけは特別だ。だからますます恐ろしい。
 
山崎は平然と手を血で汚し、振り返ることなくその世界さらにさらにを染めてゆく。
でも、彼の倫理観には全く揺るぎがない。
その倫理観にきっと 昔はひかれていたんだと思う。
 
今はそこまで冷徹になることはできない。
でも自分の今の立場って、この本を読んだ昔よりは冷徹になれるところにはいるのではなかろうかとは思ったりする。
そんな自分を糾弾したいわけでもない。
だって、世の中には「立ち位置」とかそんなものが存在して、それ故に萬人の言う「平等」なんて幻想なんだということはわかるようになったから。
そのなかで折り合いをつけて常識人ぶってるだけだ。
だから根拠もない熱い会話には時にしらける。酒でもぶちかけてやりたくなって、ひとり杯を重ねる。
だからヒトを批判する暇があったら、自分で何かをやりたい(行動することだ)と思うようにしている。
実際そうしているつもりだけどまだまだ足りぬ。
 
松山から伊丹を経て、乗り継いで、千歳まで行く飛行機の中で黙々とその本を読み続けた。
 
周りの光景がいつしか不透明になってゆき、自分はその世界に没頭して、頭から足の先まで殺されてゆく者たちの血と臓物でいっぱいになった。
彼らの気持ちとはしかし寄り添って歩くことはできない。
 
それにしても花村萬月やっぱりすごい作家だ。

#519 泌尿器科専門医機構のweb講座を延々と聴く。

 
夏休みの旅行から帰ってきた。
 
なのでかどうかはわからないけど、今日は朝から透析のみ。
外来業務は休みではあるものの、 LHRH アナログの注射とか、ミルセラの注射を入れていたので、午前中もぼちぼち患者さんが来られる。
 
そしてなぜか思い立って 専門医のページで web セミナーの受講する。
色々考えてみたんだけど、我々ちっぽけな開業医も、ただただ日常診療に流されるだけではいけないなぁなどとなぜか思ったのだった。
それはきっと、今が単に、頭が休みのせいでニュートラルモードになったせいもあるんだろうな 。
それだけのことだろうね。
 
今回は小児の先天性水腎症をきたす疾患というもので、非常に難しい。
我々開業医は、小児の水腎症を見つけたら基幹病院に紹介するんだけど、
おそらく小児科での3歳児検診とか1歳児検診とか、また胎児エコーとか見つかることが多いはずで、そうなると我々にはあまり関係のない疾患なのかもしれない。だけど学問というのはそういったものではなく、自分に関係ないものをスルーしていたのでは進歩がないわけでもあったりして、今日は何かそんな気分だったので延々と受講をしたけど、ビデオのあとで試験もくっついており、最初の採点では60点の得点率だった。ダメダメちゃんだね。
 
それでついでに専門医更新とかについても調べてみるが、専門医機構制度の専門医になってから非常に厳しく、本当にこれは何のための専門医なんだろうかなと再度認識しただけのことだった。
それでも今日はなんだか学術脳みそに火がついたので、もうちょっと専門医更新に向けて粘ってみようかなと思ったんだよ。
 
・・そうなると大きな学会に行かなければならないのだけれど、
まあこれは本当に観光と違って勉強に行くと割り切ったらいいかもね。
 
でも休みが明けて外来が始まったらそんな悠長なことを考える暇はなくなるんだけどね。
 
まあそんなこんなで受講を二つしたらもう夕方になってしまいましたね。
 
疲れたよ。

#518 time to die バイバイ、レプリカント。

 
ブレードランナー」は1982年の作品だったのですね。
 
ブレードランナー2049」も見ましたけど、
あの映画を見て思ったのは、
実は、ブレードランナーとはハリソンフォード演じるデッカードでもなく、
レイチェルという女性レプリカントでもなく、
ドガー・ハウワー演じるロイというレプリカントだったということです。
 
だから、時を経て公開された2049という映画は、 
シチュエーションは一緒だったのかもしれないし、
ハリソン・フォードまでが再演し、CGでのレイチェルもただ殺されるためだけに出演してましたけど、我々の我々を興奮までは導いてはくれませんでした。
 
その元祖?「ブレードランナー」にレプリカント役で出演していたルドガー・ハウアーさんが、75歳で病気のためオランダの自宅で死去されたとのことでした。
ご冥福をお祈りします。
われわれの人生にあなたが与えてくれた影響は多大です。
 
今も目を閉じるとあのセリフが蘇ってきます。
 
「おまえたち人間には信じられないようなものを私は見てきた。オリオン座の近くで燃える宇宙戦艦。タンホイザー・ゲートの近くで暗闇に瞬くCビーム、そんな思い出も時間と共にやがて消える。雨の中の涙のように。死ぬ時が来た。」
 
(原文:I’ve seen things you people wouldn’t believe. Attack ships on fire off the shoulder of Orion. I watched C-beams glitter in the dark near the Tannhäuser Gate. All those moments will be lost in time, like tears in rain. Time to die.)
 
【特集】『ブレードランナー』伝説の名ゼリフ『雨の中の涙』を徹底解説【はじめてのブレードランナー2】 | THE RIVER
 

#517 仕事する、violin弾く、めしをつくる。

昨日も疲れ果てて、どうしようもなくって、それでも何とかバイオリンの練習をしてレッスンに行きました。
「レッスンは自分を裏切らない」という言葉を、こないだもピアノの先生に頂きましたけど、本当にその通りで、やはり立ち止まって考える時間が必要なんでしょう。細切れ10分とかは練習してても、やはり先生と対峙してやる30分は非常に濃密です。
でもそれだけでも本当は足りない!
もうちょっと頑張ろう・・・と言って次のレッスンまでの日々は怠惰に過ぎていくのですけどね。
7月の発表に向けて「recado bossa」を弾いてますけど、
あいまで「イパネマの娘」とか「one note samba」取り組んでます。
練習でもういっぱいいっぱいになって帰宅です。
昨日はローストビーフに温泉玉子をトッピングしてみた丼。
最近では 自宅の電子レンジで温泉卵ができることを発見してなんだかちょっと誇らしげな気分。
その機能で焼き芋作った時も感動したけど、スチーム機能を使ってこんなことができるなんて世の中本当に素晴らしい。科学技術バンザイ^^
副菜は、やはり夏の野菜オクラを使ったオクラとミニトマトの味噌和えです。
ネバネバ感がたまりません。
そしてお中元で頂いた優しい味の冷製スープであります。
うちごはん。
家人がやはり頂いた枝豆も茹でてビールも頂きましたよ。
 
もしかしたらご飯を作っている時にちょっとずつつまみながらいただくお酒が一番美味しいのかもしれません。
なんか、その最初の数杯で本当は満足して、後はどうでもいいんじゃないかという気もしますね。
だから自宅でご飯を作るのかもしれません。
 
NHK のテレビで京都の料理家の大原千鶴さんが、おしゃべりしながら 魔法のように食材を調理して、あての逸品を作って、それに対してソムリエの方がマリアージュしたお酒を出すという、「あてな夜」という番組があって、それをたまたま見たんですけど、ああいう オープンキッチンであてを作りながら飲みながら進行していくという、あれはたまりません。
あれこそが、ほんと、究極のおもてなしなんでしょうね。
いいな。
 
(結局寝る前飲んだのも入れるとビールと、「鳥飼」ロック2杯でした^^;)