だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!(2)

生きる速さで書きなぐることができたらいいのだけど・・

#60 2014/05/24 とある土曜日の午後に


Miles Davis - Walkin' - YouTube

物は壊れる、人は死ぬ。

3つ数えろ、1・2・3!とはよく言ったものだ。
 
時間を切り売りしていきて、それも人生だとうそぶく。
仕事をやめたらボケるくらいなら、こんなに生き急いじゃないさ。
 
誰かの為に生きることや、誰かを愛することも大事だろう。
オレは、路傍の石を眺め、またツバを吐いている不届き者だ。
何かにションベンかけてちんちんが腫れてもきっと自業自得なんだろう。
 
ああ、どうしようもなく泣けてくる。
どうしようもなく叫びたくなる。
オレの進むべき路を指してくれる星をまだ探してるんだよって言ったら、お前はまた笑うだろうな。
 
三人でスカパラ・バージョンの『Walkin'』をすることになった。
『Walkin'』はかのマイルス・デイビス氏の楽曲だ。
 
本日がその初顔合わせだ。
アルト2本とテナー1本。
みんな、そんなに技術が巧みなわけでもないけど、集まって音を出すだけで楽しい。
おれだって、音楽ではこうやって、きちんと他人を尊重して、且つ楽しくプレイ出来てるんだよ。
自慢じゃないけど、自慢かな。メンバーがいいのか、ああ、それもあるかもね。でも2年前には会うことのなかった人たちとこうやってplayしている。
それが音楽の持つマジックだ。
秋の発表会に向けてGOという話になった。
できたら、ドラムの先生に叩いてもらって、ギターの先生にリフを刻んでもらって、と話は拡がる。
 
ああ、楽しいじゃないか。捨てたもんじゃない。そうまんざら捨てたもんじゃない。
 
衣谷遊氏の描く1970年台の松山を舞台にした『デビルマン黙示録strange days』を寝る前に再読する。
いい話だ。
音楽を紡ぎながら、サタンとデーモンの別々についた二人がハルマゲドンの後に再会する。
二人にも未来なんてないんだろうけど、そこでも音楽は流れ続けるんだろう、きっと。
 

デビルマン黙示録strange days (マガジンZコミックス)