だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!(2)

生きる速さで書きなぐることができたらいいのだけど・・

#90 「Z」相原コージ先生の最新作!

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Z~ゼット~ (2) (ニチブンコミックス)

朝病院で処置して、サックス吹いて、帰りに明屋書店でようやく現物見つけて購入!
相原コージ”大”先生の最新作「Z」2巻がリリースされた。
 
1巻はkindle版が出てるんだけど、2巻は現時点では紙媒体だけ。
出版社の戦略だということは理解できるんだけど、読みたいヒトはどっちみち手に入れるんだから、始めっから電子媒体も用意して欲しいもんだと思うよね。
 
で、なんで、先生がゾンビ漫画なのかってことなんだけど、
ご自身があとがきで書かれている。
 
今までは、極力他人が描いていないマンガを描くんだと気張ってきた。しかし、今回すでに先行するヒット作もあり、ブームの兆しすらあったゾンビ・マンガをあえて描くことにしたのは「もう私も50歳になるし、いつ死ぬかわかんないんだから変にこだわらずに好きなもん描いちゃお!」と思えたから。まあ、自分の”死”を考えることで、”ゾンビ”を描きたいと思ったんだから、意識のベクトルが”死”の方を剥いてるのかもしれないね、初老だし。
 
その気持は自分も共感できるものがありました、初老だし(笑)。
 
で、はっきり言って、グロくって下劣で、快感はないけど、なんていうのかそれは人間存在がゾンビと等しいということなのかなあなどと。
面白いです。傑作の予感です。
嫌いじゃない方はぜひ読んでみてくださいね!
 
 
そういえば、六本木の街でゾンビの行列にあったんだけど、彼らはどこに向かってたんだろうね・・
というわけで、日本映画でゾンビ描こうとすると仮装行列になる危険性高いと思うんですけど、
Jホラーの先駆者「鶴田法男」監督の「Z」が絶賛公開中とのことでした。